アヤの微妙な冒険


今日はオフの日なので三人で雑談していました。
三人で囲む小さなティーブレイク。
今日も雑談に花が咲きます。
「・・・でさぁ、マリィ。そこでショルキーがね・・・」
「泣いちゃったの?」
「そーそー!そんときの顔ったら・・・」

でもなんだか一人浮かない顔。
(この二人、やっぱ仲いいなぁ・・・まさにコンビって感じだよね・・・)
「アヤ?どしたの?」
「元気ないんじゃない?」
「ん、あ、いや・・・・・・」

「ちょっとあたし出かけるね」
「ん、いってらっしゃい。」


「と、いうわけで。どーにかしてよ」
「・・・なんで俺んとこにくんだよ」
とりあえずMZDのところにきてみたアヤ。
「ぶっちゃけ寂しいってのよ!」
「しらねぇよ。」
「しかもさぁ、あの二人ってあれもいるじゃん?」
「あれ?」
「ジュディにはショル吉、マリィにはキンちゃんがいるでしょ〜・・・」
「あぁ・・・そーいうことか。」
「むーん・・・ちょっとぐらいあたしの暇つぶ・・・いや、友達作りにに協力してよ!」
「しかたねぇなあ・・・神は忙しい。だからこれでも持っていきやがりなさい。」


「まったく・・・あのテキトー神めぇ・・・」
ぶつくさ言いながら、散歩中のアヤ。
「さて、もらったのは・・・名簿・・・不完全だなぁ。ほんとに神様なの?」
趣味で参加者の名簿なんて作ってたMZD。
ぱらぱらとページをめくっていきます。
「こーして見ると二人組って結構いるんだなぁ・・・たるたひに、みゅーにゅーにあすぱら・・・」
ぱらぱら・・・
「MurMurとか、スギくんレオくんもそうだよね・・・リエちゃんサナエちゃんもか・・・」

ぱらぱらぱら・・・
「・・・・・・・・・」
ぱらぱらぱら・・・

その時!
ずしっ・・・突然重くなるアヤの背中。
「ななな、なんだぁ!?」
がしっ、ひょい。
「えっ!?あぁ!?」
「だぁだぁ・・・ぶ?」
アヤが手に取ったのは可愛らしい赤ん坊でした。

・・・・・・・・
「えっ?えっ!?どーしよどーしよ!?ウパ!?ルパ!?」
関係ありません。

そこにたまたま通り掛かったサイバー。
「あ、ちーっす!おひさし・・・あーっ!!!」
「あっ!サイバーくん!・・・あっ。」
明らかに赤ちゃんの方を見ているサイバー。
「な、な、ななななんで!?アヤちゃんが赤ちゃんを!?確かに最近綺麗になったと思ったけど・・・」
「サイバーくん騒がないで!」
「う、うぅ・・・誰の子だ?・・・まさか兄キじゃ・・・」
「サイバー君!!」
「くそーっ!兄キめいっつもいっつもー!!アヤちゃんにまでー!!」
「騒ぐなってば!」
がすん!脳を揺らすブーメランフック。
「がはっ・・・いいパンチだ・・・」
ばたっ。


「おーいサイバーだいじょぶー?」
ぺしぺしと頬をはたく。
「ん・・・」
気がついたサイバー。
「お花畑でおじいちゃんが・・・ってアヤちゃ・・・赤ちゃん!?」
「それはもういいの!」
「だって・・・」
「あんまり騒ぐと・・・」
ぐっ・・・あやの右手に光が集まり・・・
「すいません落ち着きました」


「・・・で、それは?・・・」
「あたしにも分かんないんだけど、なんかあたしの背中に降ってきたんだ・・・」
「ふーん・・・赤ちゃんって降ってくるもんなのか;;(兄キじゃなかったか・・・)」
まじまじと見つめるサイバー。
「でも赤ちゃんなんてひさしぶりに見るなぁ。ちょっと抱かせてよ」
「ほい。おとなしい子だからそっと抱いてあげなよ」
そっ・・・とアヤの手からサイバーの手に渡されます。その瞬間。
「ビーーーーー!ウェーンウェーン!」
いきなり火が着いたように泣き出しました。
「ちょっ・・・なにしたのサイバー!?」
「俺様なにもしてないってば!」


がやがやがや・・・
いつの間にか回りには人だかりが。
「何にもないですよー!」
慌てて叫ぶアヤ。

カシャーン・・・
「あ。」
「アヤ・・・」
「うあ・・・ジュディ・・・!違うのよこれは!あのね・・・」
「そうか・・・最近なんかおかしいなーって思ってたら・・・サイバーくんと・・・」

だっ!
走り出すジュディ。
「あーっ!絶対誤解してる〜!!」
「・・・俺様のせいじゃないっすよ?」
「あたしのせいでもないよ!」
「なんだよ!」
「なにさ!」
ばちばちばち・・・
「ふ・・・ふわぁーん!わあーん!」
赤ちゃんがその場を察知したかのように泣き出しました。
「あっ・・・ごめんね・・・あんたのせいじゃないのにね・・・サイバー!一時休戦!おむつとミルク!」
「あ・・・アイアイサー!!」


そして買い出しも終わり少し落ち着いて・・・
「ふー・・・やっと寝付いてくれたよ・・・」
「えらく大変だったけど、憎らしいほどいい顔で寝てるよな〜」
「ほんと〜だね〜・・・可愛いや・・・」


しばらくほのぼのする二人。

そこにジュディがマリィを連れて来ました。
「ほんとーだってば!見たんだよ〜!」
「アヤに限ってそんなことないわよ。見間違いじゃ・・・あ。」
そこでマリィが見たのは、赤ちゃんの寝顔を見守るアヤとサイバーでした。
「ア・・・アヤ・・・」
「あにゃ!?マリィ!こ・・・これは違うんだってば!」
「アヤがサイバーくんと・・・」
「見間違いじゃなかった・・・!!」
ダッ!
走り去る二人。
「うぁ〜ん泥沼だぁ〜」
「俺様まだ高校生なのに・・・」
「マンマ・・・マンマ・・・」
赤ちゃんがなにか物欲しそうに手を延ばします。
アヤがそっと手を差し延べると、ぎゅっ・・・としっかり指を握ってきました。
「よしよし・・・何にも怖いことなんて無いからね・・・」
胸元に優しく抱きかかえます。
「だぁ・・・ぶー・・・」
「よーしよし・・・お前は甘えん坊だなぁ・・・んっ・・・!!」
ぺたぺた・・・さわさわ・・・
「ちょっ・・・はっ・・・」
ミルクを探すように動く赤ん坊の手。
「ぁっ・・・出ないってば・・・咥えちゃっ・・・んっ・・・!!」
やっとの思いで引き離したアヤ。
「うぅ〜・・・(変な気分になっちゃうじゃないかぁ・・・)」
「あぅ・・・あ、アヤちゃん・・・」
「・・・はっ!!・・・人のことを・・・エッチな目で見るなぁぁぁ!!!」
どがっしゃぁーん!!

アヤとぼこぼこサイバー。

「お、俺様いいこと考えた!この子の親捜そう!」
「・・・そだね。よし!そうと決まったらぼさぼさしてらんないよ!いくよサイバー!」
「(へへっ!これぐらい元気なほうがそれらしいや!)アイアイサー!」


「さて・・・どこからいこっか」
「やっぱ俺様思うにまずはもといたところ周辺を捜すべきなんじゃないかなかな?」
「う〜ん、やっぱりそーだろーね・・・」


とりあえず始めのところまで戻ってきた二人。
「へ〜・・・ここか・・・」
「んー・・・どうしよっかな・・・やっぱり子供のことは保母さんに聞くかなぁ・・・」

最寄りの保育所に寄ってみました。
「すいませーん!・・・ってあら?アニーさん!」
「あれ、アヤさんじゃないですか。どうしたんですか?」


「へぇ〜、そんなことが・・・」
「そーなんだよ。大変だったんだから!」
「俺様も頑張ったし!」
「・・・で、式はいつ挙げるんですか?」
ガラガラガッシャン!
見事にこける二人。
「あ、あのねぇ!今までの話、聞いてました!?」
「ふふっ、冗談ですよ!・・・そうですか、私には心辺りないけど・・・お役に立てなくて・・・」
「いやいや、いーんすよ。俺様たちも急いでるわけじゃないんだから」
「・・・それにしてもほんとに可愛い赤ちゃん!ほら、めもとなんかアヤさんそっくり!」
ガラガラガッシャン!
またもや見事にこける二人。
「ア、アニーさん・・・」
「冗談ですってば!」


「・・・じゃ、あたしたちはもういくから!」
「あ、うん!子供たちが寝てる間に行かないと捕まっちゃうからね」
その瞬間アニーの後ろに小さな影が!
「アニーせーーーんせーーーい!」
「あっ!ダンスするおねーちゃんだ!」
「変なかっこのにーちゃんもいるー!」
あっとゆうまに囲まれた二人。
「あらあらあら!お昼寝から起きちゃったみたい!」
「おねーちゃん、だんすして〜!」
「にーちゃんぷろれすやろっ!ぷろれす!」
「・・・どうする?アヤちゃん・・・」
「・・・こうなったらしかたないや・・・トコトンいこう!」
「よっしゃあ!みんなまとめてかかってこい!」
「この子は私があやしておくからね。・・・みんな!お兄ちゃんとお姉ちゃんにあんまり迷惑かけちゃ駄目よ!」

・・・三時間後・・・
「ほんとにありがとう。子供たちも満足したみたいだし・・・」

「サイバー・・・だいじょぶ?」
「お・・・俺様ならまだまだ・・・ゲホッゲホッ!・・・大丈夫・・・」
「おねーちゃん、おにーちゃんありがと!また来てね!また遊ぼう!」
「うん!またくるからね!」
「俺様に勝てるよう強くなってろよ!」



「ふぃ〜、すっかり暗くなっちまって・・・」
「でも楽しかったからいいじゃん!・・・でもこの子の親の手掛かりは全然見つからなかったなぁ・・・」
「まぁいいんじゃない?」

「疲れたねぇ・・・」
土手に座り込んでる二人。
「うろうろしっぱなしだったからなぁ・・・アヤちゃんも疲れたっしょ?・・・アヤちゃん?」
すぅすぅ・・・
「寝てるねぇ・・・」
「あぶ?」

さわ・・・
(・・・また胸触ってる・・・出ないってのに・・・)
むにむに・・・
(はぅ・・・しつこいし・・・さっきのもあるから・・・変な気分になっちゃうよ・・・)
するっ・・・ぎゅう・・・
(あわっ!?服の中に・・・!?・・・ぁん・・・)
「もう我慢できねー!!アヤちゃぁーん!!!」
「こんの・・・馬鹿エロサイバー!!!!」
どがっしゃーん!!



二人が話ながら夜道を歩いていると・・・
「ったく・・・油断も隙もない・・・」
「だってぇ・・・アヤちゃん無防備なんだもん・・・」
「・・・・・・別にアンタのこと嫌いじゃないんだから・・・ムードさえあれば・・・」
「えっ・・・今なんか言った?」
「なんでもないよ!!このスケベ!!」
「・・・・・・?、今空になにか白いものが見えなかった?」
「気のせいじゃない?」
それでも気になったアヤは空を目を凝らして見ます。
「・・・!、やっぱり見えた!・・・近付いてくる!?」

ふわり。・・・ふわり。
ウゥゥゥン・・・・ストン。
「よっ・・・と。」
「うわっ・・・ってポエットちゃんじゃない!」
「久し振りー」
「あっ、アヤさんにサイバーさん!こんばんわ!」
降りてきたのはポエットでした。

「そっち(メルヘン王国)のほうはどうなの?」
「あんまり変わりないよ?今日もヘンリー君と一緒に遊んだもん!」
「ヘンリーくんもやるもんだな・・・」
そこでポエットがなにかに気付きました。
「あ!赤ちゃんだ!かわいー!!」
「だぁだぁ・・・」
ぐっと手を伸ばす赤ちゃん。
「おとと・・・ありゃ、ポエットちゃんには慣つくんだ。これで嫌われてるのはサイバーだけだ!にゃはは!」
「どーせ嫌われてますよーだ!」
「アヤさんとサイバーさんに赤ちゃんがいたなんて意外だったなぁ・・・」
ガラガラガッシャン!!
本日三回目、こける二人。
「あ、あのねぇ・・・」
「俺様、まだ高校生なんだけど・・・」
「・・・?」
ポエットは分かっていない様子。

「でもさぁ、ポエットちゃんはなんでこっち側に来たの?」
「あっ、いっけない!お母さんから用事頼まれてたの!赤ちゃんが一人逃げ出しちゃって、捜してきてって言われたの!急がなきゃ!じゃ!」
だっ!
がし。
「はいちょいまち。ほんとにこの赤ちゃんがあたし達の子供だと思ってるの?」
「違うんですか?」
「違うって!」
「メルヘン王国の子か・・・うん、そー考えれば納得がいくや」

いままでのいきさつをポエットに話した二人。
「・・・っていうわけだったんだ」
「ふーん・・・ありがとう二人とも!」
「いやいや!礼には及ばないってば!」
「でも見つけてくれたのがアヤさんでほんとによかった!この子もほんとに嬉しそう!!」
「にゃはは・・・照れるな・・・」
「私が責任もって連れて帰るから・・・それじゃ・・・また会いましょう!」
ブワァァ・・・バサッ!シュュゥゥ・・・

「あっというまに見えなくなっちゃった」
「いなくなると・・・何か寂しいような気がするもんだなぁ」

そして、間。

「・・・・・・赤ちゃん欲しい・・・?」
「え・・・えぇぇぇぇ!?そ、それはっ!あ、アヤちゃんと!?」
「ちっ、違うよばーか!!!あーもう!!アタシ帰るからね!!」
「あっ!アヤちゃん・・・行っちゃった・・・」


サイバー宅。
「おっ、兄キ。ただいま」
「なぁお前、子供がいるって本当か?」
「は?」
「いや、ケリーちゃんから目撃情報が・・・」
「なんてこったい・・・」
「サイバー!!お姉さまを誘惑しただけで無く、アヤさんにまで!!」
「ちょ、ちょっとまってアゲハちゃん!!誤解だぁーーー!!」

(でも・・・俺、アヤちゃんとなら・・・)


帰り道、ジュディとマリィに出会ったアヤ。
「あっ・・・アヤ」
「ジュディ、マリィ!あのね!」
「言わないでも分かってるって!」
「じゃ、じゃあ・・・」
「みんなに言っておいたから!」
ガッシャーン!
アヤの一人こけ。
「あ、あのさマリィ・・・誰にいったの?」
「心配しないでもキングにいったからすぐにみんなに伝わるでしょ!」
「わたしもね!ショルキーに言っておいたから!」
「勘弁してよ・・・」

「それにしても私達に言わないなんて水臭いじゃない!」
「盛大に祝お・・・どしたの?アヤ・・・」
「なんか・・・立ち上がる気力も無いや・・・」


アヤとサイバーの誤解が解けたのは一か月後でした・・・


そして・・・
「ほーそんなことがあったのか。楽しそうだったな」
「ばか。大変だったんだよ!」
「で、だ。それはそれとして名簿返せ。」
「あっ!ごめーん・・・あんまり使わなかったから忘れてたよ」
「あーあーこんなに汚しちまって・・・」
「ごめんってば!!」
「ところで・・・サイバーとはどーなったんだ?」
「!?・・・なんでしってんのよ!!」
「へっ、おれは全知全能だぜ?」


それから三日間、MZDにまでからかわれ続けたアヤでした・・・・

(でも・・・サイバー君となら・・・)

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