はじめてミニッツ


〜0分前〜

「ミミちゃんアターック!」

『説明しよう!
 「ミミちゃんアタック」とは、ミミが10ミミに変身してステッキで攻撃する技である。
 しかしステッキで直接殴ると壊れてしまうので、握った部分で殴るのだ。
 要するに…手で殴っているのだ!』

「へぶっ!」

衝撃で体が回転したように感じた。縦に。
ミミちゃん、手加減がないようでニャミちゃんよりも痛い。

「タイマーかっくいー!」

ニャミちゃんの様子がおかしい。
あれ、多分酔ってる。
酔わせたのは…。

ビタァン!

5回くらいまわったところで壁に激突。
痛みが飽和し、意識が薄れる。

……が……………
……………ま……

イア・ラムセの負けポーズのように壁からずり落ちる僕だった。

〜10分前〜

「〜〜〜〜!」

まさか僕からキスされるとは思っていなかったらしく、声を上げようとするニャミちゃん。
予想外な行動を取る予想GUYな僕に意表を突かれたようだ。
部屋の中が暗いから表情は見えないけど、くっついた頬から伝わる体温で顔が真っ赤なんだとわかった。

「〜っ!」

バタバタと抵抗されるといけないので、口の中に舌を差し込む。
すると、はたっと動きが止まった。
可愛い。
そのまま、舌の先でニャミちゃんの舌を突付く。
抱きしめた体からチカラが抜けるのを確認して、ベッドに引きずり込んだ。

あれ、ちょっと体が小さい。
…もうすぐポップンパーティの本番だから、「ポンポコリン」の練習でもしてたのかな。
衣装によって体つきが変わるらしいし。

あ、そだ。衣装。
このままじゃシワになっちゃうね。

一旦顔を離して、ニャミちゃんのお腹の辺りに手を置いた。
こっそり脱がすにはどうしよう?
「僕からのキス」並のサプライズが必要だ。
それなら。

そっと顔をニャミちゃんの耳に近づけ、
「愛してるよ」
と囁いた。
するとニャミちゃんはビクッと体を震わせ、そのままクタッとなってしまった。

よし、今だ!

僕はそっとニャミちゃんの服に手を差し込み、スカートをまくり上げた。
と、そのとき。

部屋のドアが開けられた。

〜20分前〜

部屋のドアが開いた音で、僕は意識を取り戻した。
もう日が落ちたらしく、部屋の中が真っ暗だ。
ドアが開いたのは誰かが出て行ったか、誰かが入ってきたか。

人の気配がする。
誰かが入ってきたんだな。
今、家にはニャミちゃんしかいないから、僕の寝ているベッドに寄ってくるのは彼女だろう。

体調はすっかりよくなった。
ニャミちゃんの看病のお陰ってのも、凄くあると思う。
何かお礼しないとなぁ…。
そう言えば。

以前ニャミちゃんに聞いたんだ。

『ねぇ、僕のどんなとこが好きなの?』
『え〜恥ずかしいって』
『ねぇってば』
『う〜ん、ダーリンが誰かに助けられたとき、「ごめん」じゃなくて「ありがとう」って言えるとことか』
『…そうだっけ?』
『そうだよぉ。そういう優しいとこ、あたしは好きだな』

だから、僕が今言うべきなのは、「ありがとう」っていう言葉。
でもそれじゃ足りないかな?

そうだ、いつも僕からアクションを起こすこと少ないし、今だけ「攻め」に回ってみようか。
それが喜ばれるかってのはわかんないけど、たまにはいいじゃないか。そんなのも。

気配を辿っていると、影は僕のすぐ横まで来ていた。
よし。
ニャミちゃんが手を僕に差し出した瞬間、彼女の手を引っ張った。
そして顔を抱き寄せ、耳元で

「ありがとう」

と囁く。そして両頬を挟み込み…
優しくキスをした。

〜Mimi's side〜

ミニッツがうちに来て、今日で三日目。
その間わたしたちはただじゃれあってただけじゃない。
盗さ…こっそり撮影しておいた、ポップンアイドルたちの映像を観て勉強していたんだ。
特に念入りに鑑賞したのは、ロリっ娘に分類される人気キャラ。
それが誰かってのは想像にお任せするね。
それと、ダンスや演技の指導もしたかな。
うちらだって、伊達に長年アイドルやってないからね。

そんで。
わたしの出した結論は…

一本の電話。

〜2時間前〜

「もしもし〜ミミちゃん?」
――よう、ニャミちゃん。
「今いい?さっきまで話し中だったようだけど」
――うんいいよ〜。こっちの用も済んだから。
「あのねタイマーなんだけど、もうそろそろ大丈夫そうだから、ミーちゃんこっちに帰ってきていいって」
――おう、ちょうどこっちも本番に向けた準備が一段落したとこさ。
「ジャストタイミングぅ。バッチグーだね」
――古いよ。
「あやや、失礼」
――んじゃこれから準備して、ヒゲバスでそっち行くわ。
「気をつけてね。この前ウーノを吹っ飛ばしてたし」
――…らじゃ。

〜25分前〜

「やほー、ニャミちゃん。会いたかったよー!」
「ミミちゃん、まだ二日ちょっとじゃん」
「ニャミちゃんと10分以上離れると、寂しがり屋のウサギさんは泣いちゃうのだ」
「それガセビア。あ、ミーちゃんお帰りー」
「おねーちゃん、ただいま!」

一通りの挨拶を済ませ、わたしたちは家の中に入っていった。
って、ミニッツは元々この家の住人だったね。

「ささ、ケーキとか用意してあるから、ダーリンも呼んで皆で食べようよ」
「うーん、でももう夕食時じゃん。先にレッツディナーを楽しむのよ!」

見れば、ケーキどころか夕食の準備もあらかたできている。
さすがニャミちゃん。タイマーが絡んでくると本気だね。

「ミミちゃん、悪いけど料理運ぶの手伝ってくれる?」
「ん?あぁ、おっけおっけ」
「ミーちゃんはタイマー。今はまだ寝てると思うけど、起こしちゃって大丈夫だから」
「はーい!」

〜15分前〜

うし。
早速チャンス到来。
私の計画ではこうさ。

まずこれからニャミちゃんを酔わせる。
酔っ払うと人が変わったようになっちゃうからね、ニャミちゃんは。
で、ミニッツがタイマーを起こしてるところに向かう。

そこでニャミちゃんにタイマーを襲わせる、と。

ニャミちゃんは、わたしやミニッツが見てても意に介さないはず。
で、二人があんなことやこんなことでイヤ〜ンな展開になったら、わたしがミニッツに襲いk…もとい、エッチなことのお勉強。
ミニッツといろいろ話してて、実はファーストキスがまだって聞きだしたからね。
もち、わたしが戴いちゃうよ。
そんでその後は…。
お楽しみの時間。

そうと決まったら早速実行!

「ニャミちゃ〜ん」
「ん?なぁに」
「えいっ」
ぷしゅー

いつも携帯している香水。
何種類か持っているんだけど、これは特製。
キウイ果汁入り。キウイってマタタビ科なんだよ。
怪しまれずに所持できて、いつでもニャミちゃんを思い通りにできるナイスなグッヅさ!

「…ふにゃ〜、なにコレぇ。なんかいい気分だよぉ」
「ふふふ、ニャミちゃん、二人でタイマーのとこに行こっ!」
「うん!」

さてさて、お楽しみの時間だよ…。
わたしはニャミちゃんを促し、タイマーの部屋へと向かった。

〜5分前〜

タイマーの部屋のドアを開けると、予想外の事態が起きていた。
なんでタイマーがミニッツを襲ってるの?

ミニッツの服は乱れてるし、顔は上気している。
目は潤み、すっごく嬉しそうな表情。

「あ〜、ミーちゃんいいな〜」

本気で言っていそうなニャミちゃん。

「ちょいとタイマー、アンタ何してんの」
「え、あれ、え?嘘…え?」

戸惑っている様子だけど、この際カンケーない。

「ミニッツちゃん、なんかされた?」
「え、とね。ギューってされて、キスされてぇ、『あいしてるよ』って」

キス?

「それはっ!あの、いや、えっと、誤解!」
「こんな状況で誤解なわけないでしょ」

わたしのだったのにぃ。
ってゆーか、ついにシスコンに目覚めたかタイマー。

「ミニッツのはじめてを奪った罪は、フォトンより大きい!」
「ひ、ご、ゴメンなさいぃぃぃ!」

「問答無用!ミミちゃんアターック!!」
「へぶっ!」

「You still have lots more to work on...(まだまだだね)」

うわ、妹のスカートまくって何しようとしてたんだタイマー。
そのタイマーは、壁からずり落ちまるでゴミのようだ。

「ミニッツちゃん、何もされてない?」

現にいろいろされちゃった様だけど。

「ミミおねーちゃん」
「ん、なに?」
「あたま、ボーッてするぅ」

ありゃ、興奮しすぎたかな?
下手に無理させると体調を崩すかもしれない。

「じゃあ夕食の用意するから、食べられるだけ食べて、今日は早く休むといいよ」
「はぁい」

そういや準備する前にニャミちゃんを酔わせちゃったね。
…ニャミちゃんは?
あ、部屋の入り口で突っ伏して寝てる。
一人で準備しないといけないみたい。

「そこの二人はこのままでいいね。いつものことだし」
「…おねーちゃん」
「ん?」

「おねーちゃんって、おかあさんみたいだね」


決定。
この娘絶対わたしのモンにするね。
耳鼻目口髪の毛いっぷぉんっづぁれぇにぃもぉヤァジャァンヌゥウ!
おっと取り乱した。
ま、先は長いしね。
この先ゆっくりとわたし好みに育てていくよ。

(・∀・)ニヤニヤ


         〜続く〜

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