おとまりニャミちゃん


「ねぇねぇ、ニャミちゃん」

ミミが呼んでる。
あたしといえば、この暑さですっかりグロッキー。
アイスを頬張って、ソファにうつ伏せになっている。
寝る前にハミガキしなきゃな〜。メンド〜。

「な〜に〜、ミミちゃん」
「今タイマーの部屋に仕掛けた隠しカメラの映像を見てるんだけどさ」

いつの間に仕掛けたんだ、この長耳。
タイマーの部屋っていったら、今まであたしらが『あんなこと』や『そんなこと』してた場所じゃないですか。
プライバシーの侵害でキタムラ弁護士やらハシモト弁護士に頼んで訴えるぞコラ。

「タイマー、女の子を部屋に連れ込んでるんだよね」
「マジ!?」
「しかも半裸」

些細なことは頭から吹き飛び、急いでミミちゃんの元に駆け寄って、ダーリンの部屋が映されているPCの画面を注視する。
――なぁんだ、この娘はタイマーの部屋に行ったとき、よく顔を覗かせる子だ。

「これ、ダーリンの妹だよ。ミーちゃん。ミニッツっていう名前。将来あたしの妹に…」
「その妹が、またなんで上半身裸なのさ」

画面の中のダーリンは、さっきまで机に向かってましたーっていう感じ。
そこにミーちゃんが来たのかな、…ふむ、なにゆえ脱衣?

「ニャミちゃん、これはタイマーの貞操の危機かもしれないよ」
「貞操の危機?」
「( ゚д゚ )彡そう!兄と妹の禁断の愛…なかなかいい趣味してんじゃん、このロリっ娘」

なるほど、確かにいい趣味を…。
いやいや違う!
あの小娘があたしの

「あたしのダーリンを寝取ろうってのかい、このょぅι゙ょは!」
「まだ確定したわけじゃないけど、ってニャミちゃ〜ん?」

あたしはミミちゃんの言葉を聞くより先に、ダーリンの部屋に向かって猛ダッシュしていた。



「…あの勢いじゃ、陸上世界記録更新してるっぽいねぇ」

「ミーちゃん、暑いからってパジャマ脱いじゃ駄目じゃないか」
「だってぇ…ミニッツのおへや、クーラーついてないんだもん」

夜遅く、妹のミニッツが僕の部屋に来た。
暑さで眠れない日なんかは、たびたびこの部屋で一緒に寝たりする。
彼女の部屋には、クーラーの代わりに扇風機が置かれているが、それでは寝苦しいようだ。

「だからって何も着てないと風邪引くだろ?ここで寝るなら、ちゃんと上に着ないと駄目だよ」
「おにいちゃんは、なにしてたの?」

ミニッツがちょっと背伸びして、僕の机に置かれているものに目を向けている。
14回目のポップンパーティの台本だ。
今度ミニッツが出演することになったのだけど、僕もチョイ役で出ることになっている。

「ちょっとね、お仕事の関係」
「ふ〜ん…」
「さ、早く上着取っておいで」
「は〜い」

とてててっ、と可愛らしく走っていく。
ミニッツもアイドルとして、僕の仕事が気になるのかもな…。
なんとなく妹の成長を感じたりして。
そう思っていた矢先。


「待ってダーリン!」


聞きなれた声。ニャミちゃんだ。
あれ?なんでこんな夜遅くに来るんだろう。特に約束もしてないし。
…何だかいやな予感しかしない。

「あたしというものがありながらぁぁぁぁ!!!!」

ヤバイ。淀ジョル並の凶悪な顔でニャミちゃんが部屋の入り口に立っている。
ちょ、逃げ場がないんですが!

「ぅ、うわぁぁぁ!なんだかわかんないけどごめんなさいぃぃぃ!」

慌てて窓から逃げようと(あれ、ここ2階だよな)したけど、

「おやおや、一体どこへ逃げようというのかなぁ〜〜〜っはっはっはぁ〜〜〜ぁ」



あ、お星様…。




タイマーに説明され、ようやくあたしが誤解していたことを理解した。
っていうか単なる早とちりだったんだけどね。
話を聞いている間に、部屋にミーちゃんが入ってきた。なんだか眠そうな顔をしている。

「ダーリン、今日はゴメンね」
「うん、構わないよ。いつものことだし」
「それもそっか」

アハハ、と笑ってから
おもむろに
ハンド・パースエイダー(注・パースエイダーは銃器。この場合は拳銃)を抜き出し

パシュゥン

頭上に向けて発砲した。

「え、じ、じつだぁぁん!?」
「落ち着いてダーリン、ちゃんとサイレンサーはつけたから」
「なるほど…って、僕の部屋なんだけど!」

タイマーがごちゃごちゃうるさいけど、これであたしの気も治まった。
よく見てないけど、これでミミちゃんの設置した隠しカメラも壊れたはずだ。
キレたふりして仕事をこなす、まさに職人芸だね。てれるぅ〜。

「さてと、じゃ夜も遅いしそろそろ帰るね」
「かえっちゃうの?」

あたしが立ち上がろうとすると、ミーちゃんが口を開いた。

「おねえちゃんと、いっしょにおねんねしたい」
「いや、でもさ。押しかけてきてそのまま泊まるってのもずうずうしいかな、と」

さすがのあたしも「迷惑かな?」とは思うしさ。
でも、

「いいよ、ニャミちゃん。この時間じゃ電車もないし、この部屋で泊まっていきなよ。ミニッツもそうしたいってさ」
「ね、おねえちゃん」

う。
この笑顔。
like a angel 悪魔のスマイル。
断りにくいなぁ…。将来の妹にこう頼まれちゃあね…。

「じゃ、お言葉に甘えて」
「僕の予備の寝巻きがあるから、使うといいよ。今出すね」

ん?でも、この部屋のベッドは広いけど、3人じゃ狭いかな。
あたしがその疑問を口にすると、

「僕はリビングのソファで休むから」
「おにいちゃんも、いっしょがいい」

うわ、間髪いれずにまた例の笑顔。この娘意外とやり手だわ。
案外タイマーは、普段ミニッツちゃんにいいように使われてるのかも。
彼は諦めたように笑い、

「わかったよ」

と言った。

「それで風間課長が言ったんだ。『お前に喰わせるタンメンはねぇ!』ってね…あれ?」

3人でベッドに入ったはいいが、暑苦しいので毛布を床に落とし、寄り添ってヒソヒソと話をしていたのがついさっきまで。
気づくと二人とも眠ってしまったようで、すやすやと寝息を立てている。
ちなみに、真ん中に仰向けの僕、右手側にニャミちゃん、左手側にミニッツがいる。

(将来僕たちに子供が生まれたら、こんなふうなのかな)

と一人で考えて、なんか一人で勝手に恥ずかしくなって。
クーラー弱いかな…と思い、少し強くすることにする。
1時間くらいで切れるようにセットすれば大丈夫だろう。

「よっと」

右手を伸ばそうとしたら、そこに触れていたニャミちゃんが
ギュッ
と両手を僕の右手に絡めてきた。

あらら、これじゃ動かしたらニャミちゃんが起きちゃうかな。
仕方なく左手で枕もとのリモコンに手を伸ばそうとすると、
ギュッ
とミニッツが僕の左手を体全体で抱きしめた。

「え…と…」

身動きが取れない。
無理やり動いたら二人とも起きちゃいそうだし、余計にチカラが加わりそうでもある。
僕の体は麻痺したように動かせなくなった。

「キアリク」

試しに言ってみたが、MPが足りないようだ。

二人にひっつかれて、余計に暑くなってきた気がする。
いや、多分僕が興奮してるとかじゃなくて、二人の体温のせいだと思うけど。そう信じたい。
しがみついている二人も暑いのか、体をもぞもぞ動かしている。

「ちょ、ニャミちゃん…」

男物のパジャマではやはり大きかったのか、だんだん胸元が…はだけてきてる…。
やばい。萌える。いやいや違うって。

ミニッツのほうは、上着は薄っぺらなシャツだけなので、布越しに子供特有の弾力が…って何を考えてるんだ僕は。
でも手首の辺りがミニッツの太ももに挟まれて。柔らかい。
ちょっと理性がやばくなってくる。

(落ち着け、落ち着いて素数を数えるんだ。素数は他の数字で割り切れない、孤独な存在。僕に勇気を与えてくれる…)

2…3…5…7…11…
13…17…19…
よし、ちょっとずつ冷静になる気がする。
23…29…31…

そのとき、ニャミちゃんが僕の首筋に噛み付いてきた。

「さなぁ!って、ちょっとニャミちゃん!」

噛むというか、甘噛み。舐めながら唇でついばむみたく。
一気に頭に血が上ってくる。
同時に、僕の股間の辺りも熱を帯びてくる。

(立つな、立つんじゃない、僕のジョー!)

すると今度は、ニャミちゃんが僕のパジャマに手を突っ込んで、お腹の辺りを撫で回す。
多分というか絶対寝ぼけてるはずなのに、妙に艶かしい動きをしてくる。
臍の下辺りに円を描き、肋骨を撫で上げ…。
なんか僕の腕がニャミちゃんの胸に当たっているような…当たっていないような。

(いや、当たっていても胸小さいからわかんないと思うけど)

ガリッ
「んぎゃ!」

ニャミちゃんが脇腹に爪を立て、思わず声を上げてしまった。
あの、本当に寝てるんでしょうか。

モゾ、モゾ…

気づくと、僕の左腕もやばかった。
やばい、というか…やばすぎる。
ミニッツが僕の腕に…あそこを擦りつけてモジモジしている。
この場合も果たしてオナニーというのだろうか…じゃなくて!

「…ふにゃ…ん…」

寝言らしい。というか、薄暗いしミニッツの顔は見にくいけど、確かに寝ているはずだ。
そんな状態で無意識に僕の腕に…あそこを押し当てている。

ペロッ

ミニッツに気を取られていたら、今度はニャミちゃんが顔を舐めてきた。
びっくりして彼女のほうに顔を向けると、

チュッ

キスされた。しかもディープな。
口の中をニャミちゃんの舌が撫でてくる。
ほんのり甘い味。さてはハミガキしなかったな…。
っていうか、熟睡しつつも僕の唾液を吸い取るとかやめてください。
ニャミちゃんも僕の腕を足に挟んでくるし…。

ミニッツもミニッツで…
あの…女の子が感じたときに出る液体ってありますよね
あの液体、左手のほうでヌルヌルしたときですね
ミニッツのあそこのところから…あれ…ほんのり水の音が…
なんていうか…その…下品なんですが
勃起…しちゃいましてね…

本格的に暑さでやられたようで、冷静な思考がでません。

ていうかですね、僕半袖なわけで。
ミニッツのあそこの形が左手を通じてありありと伝わってくるんです。

クチュ…クチュ…

足を擦り合わせながら、僕の腕でオナニー(?)するミニッツ。
たまに聞こえる声が、年不相応に色っぽくて。

「…はにゃ…ぅ…ふにゃ…ん…」

ああ、女の子なんだなって。
でもいつも一緒に寝てるときはこんなことないのに。
なんで今日に限ってこんなことになっちゃったんだろう?
って思ってたら、

「ふっ、ぅん」

ニャミちゃんが口を離したので、チャンスとばかりに背中を向けて、ミニッツのほうを向く。
これでニャミちゃんのほうは心配ないから、少し安心した。
だけど、そしたら丁度、ミニッツが片足を僕のほうに…。

さわっ

布越しでもわかる、太ももの感触が…もろに僕のあれに触れて…。
メキメキあがるボルテージ。あぁ、これがA以上C未満か…って違う。
さっきまでのニャミちゃんの愛撫のせいで発射寸前。

耐えろ!耐えるんだ!
ここで出したら、なんか人としてまずいことになる!

必死に邪神モッコスの顔を思い浮かべたりして、徐々に収まってくる。

後ろ側はニャミちゃんがべったり抱きついて、前では僕の腕で感じているミニッツがいたりして。
いろいろあったけど、僕は元気です。

そのとき。
ニャミちゃんの手が僕のズボンに入ってきた。
え?と思う暇もなく、

つぷっ

と僕の後ろの穴に指を…って

「ええぇぇぇぇぇ!?」

びっくりして腰を引いた。
後ろにいたニャミちゃんから逃れるように動いたから、
当然
その先には
ミニッツが。

ふにゅっ

股間に張られたテントが、吸い込まれるようにミニッツの足の付け根の間に。
つまり、ミニッツのあそこに押し当てるように。

どくっ、ぴゅぴゅぴゅ

発射。

あ、神様仏様エキドナ様。
これって完璧素股プレイですよね。
妹相手にヤッちゃったわけですよね。
っていうかニャミちゃんがまだお尻に指突っ込んでくるんですが。
ミニッツがイッたみたいで「はにゃっ!」ってビクビク痙攣しているんですが。

人生オワタ\(^O^)/






おまけ

「いや〜いいモン見せてもらったね〜♪」

わたしはさっきまで録画していた映像を編集し終わって、一息ついた。
もちろん、タイマーがニャミちゃんとミニッツと絡んでいた映像だ。

ニャミちゃんも甘いよね。
あたしの仕掛けたカメラが一台だけなはずないじゃん。
まだ机の上のニャミちゃん人形の中と、壁にあるニャミちゃんポスターを留めている画鋲のところ、その他3箇所にあるんだから。

PC画面の中では、どうにかベッドから脱出したタイマーが、夢精した中学生のように動き回っている。

「あのフィニッシュは凄いね。狙ってもできるもんじゃないわ」

思い出すとまた爆笑しそうになる。
しかし、

「しっかしあのミニッツって娘も演技派だわ。 最 初 か ら 起 き て た もんね」

多分ニャミちゃんを帰らないように引き止めたのも、こういった展開を期待してのことだったんだろう。
ニャミちゃんがタイマーにちょっかいを出し始めたら、自分も同じようにって。
多分、お兄ちゃんが好きな妹の精一杯の演技。

「いや〜萌えるわ。こんどうちらの部屋にお泊りに呼んであげようかな」

先ほど編集した映像を落としたDVDに、「おとまりニャミちゃん」というラベルを貼る。
これは「観賞用」。
あと何枚か、「保存用」「お守り用」「タイマー脅す用」、それに「ミニッツにプレゼント用」も作っておこう。

「さて、あたしも寝るとしますか」

画面では、タイマーが下着を履き替えていた。



次回、「おとまりミニッツ」!
お楽しみに!
ねーよw

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