六×カジカ


「六さん、あの、お昼何がいいでしょうか?」
カジカの優しげな声が二人きりのリビングに響く。
六は、ただ、何をするでもなくぼうっと宙を見据えていた。
カジカの問いに、答えようとする気配すら見せない。
「あの…、六さん?」
「…ィィ…」
「え?」
カジカが問い返すが、六はそれに答えることもせずに、ソファの上にカジカを押し倒した。
「なっ…!!六さん!?」
カジカが、驚愕の声を上げる。
「お前、がイイなぁ?」
にやりと口角を上げ残忍な笑みをつくりそう言うと、六はカジカの着ていたパーカーとアンダーウェアを一緒にたくし上げる。
まろび出たのはたわわに実るふくよかな胸。
下着をウザったそうに上にずらすと、Dカップもあるだろうか、なかなかに大きい胸を鷲掴みにする。

「っ…」
痛み、だろうか。
微かに、カジカの表情が歪む。
「何だ、初めてか?」
意外そうに聞くと、カジカは頬を真っ赤に染め、
「そう、ですよ…!放して、下さい!」
「そうか…生娘ねぇ…、相手したことはないが、まあ…」
六は柔らかなその胸の質量を確かめるように、優しく揉みしだいていく。
カジカの手が六の胸へと移動し、その胸を突き離そうとするが、力の差に加え、この体勢では全く意味を成さない。
ニヤリと口元を歪めると、乳房全体を攻めていた手を、だんだんと局部へと…先端の突起を指先で弄び始めた。
「んぁ…ヤッ…だぁ…六さん…」
「嫌がっているようには、思えないがな…」
言うが早いか、ピンと突起を爪先ではじく。

「イッ…」
それが"痛い"なのか"イイ"なのかは定かではない。
微かにギシギシと軋むソファの上、カジカはソレから逃れようと身を捩る。
そんな、カジカの微かな抵抗は、もう既に単なる媚態としか映らない。
男の獣性を煽るには、充分なほどの。
「…イイ反応…するじゃねぇか…」
「っあ…」
無造作に突起を弄びながら、六の冷たい言葉は繋がれる。
「コレで、処女だ、なんていっても、誰も信じねぇだろうな?」
「っ…。やめっ、て…下さっ…」
六の表情に、微かな微笑が浮かぶ。
「…いつまで、そう言っていられるか…」

六がとある街を歩いていた時、その姿を発見した。
初めは全くの別人だと想い、気にしないようにしていた。
だが、コレが見れば見るほどに似ている。
その淡い金色の髪も。
優しげなイメージを強める目元も。
過去に、一度だけ出会ったことのある、人物に…。


その人物が、不意に六の方へと視線を向けた。

その表情に、驚愕と、次の瞬間にははにかむような笑顔が浮かぶ。
駆け寄ってきたその人物は、惜しみない笑顔を六に向け、
「六さん…ですよね?お久し振りです」
頭を下げる。
「…カジカ…だったな」
「はい」
ぺこりと頭を下げるカジカに対して、六は腕組みしたまま、カジカの頭の先から靴の先まで、全身を眺める。
その不躾な視線を咎めるでもなく、カジカは苦笑した。
「…わかります…よね?やっぱり…」
「お前は…何時から、女になった?」

六の言葉はどうにも頓珍漢なモノに聞こえるが、その言葉の通りだった。
最後にカジカを見たときは、今と同じような格好だったが、全く印象が違う。
むしろ、カジカの身を包む、雰囲気そのものが違う。
最後にあったときのカジカを、"優しげな少年"と表現するならば、今のカジカは全くの"艶美な少女"だろう。
ただ、その顔立ちに幼さが残るため、"美女"とまではいかない。
否、寧ろその幼さがまた、その、内に秘めた艶かしさを引き立てているとも言える。
「いえ、それが…ある日突然で…原因も全く…」
「ほう…」
六の品定めするようだった視線は、いつしか周囲の人物を睨みつけるそれに変わっていった。
周囲の視線は、この異色のコンビに注がれている。
着物で帯刀しているいかにも怪しげな男と。
儚げな艶を持った美人と。
どうにも居心地が悪いと、重苦しく息を吐く。

「やはり、見られるのは、あまり好きじゃないな…」
「え?ああ、でしたら、これからウチに来ませんか?」
「だが…」
「ちょうどお昼時ですし、食べて行きませんか?一人で食べるよりかは、幾分マシですし…あの、無理にとは言いませんが…」
と上目遣い気味に六を見上げる。
六は暫し逡巡するように顎に手を当て、その紅い目を伏せると、
「なら、邪魔になろうか」
薄く微笑む。
その言葉にふんわりと、カジカ"らしく"優しげに微笑んだ。



それが、こんな事になろうとは。

六の手が不意にカジカの下半身へと伸びる。
その手が太腿に触れた途端に、カジカは瞑っていた瞳を見開いた。
「なっ…ちょっ…六さん!冗談…」
「冗談で、態々こんな事してやれるほど、俺だって好き者じゃないさ…」
と言うが内に、ズボンは脱がされ、艶かしく白い足が外気に曝される。
「ほう…」
六の感心したような声に、カジカは両腕で自身の目元を覆った。
「さすがに下着まで…とは想ったが、きちんと女物、穿いているのか…」
嘲笑を含んだその言葉。
同時に、太腿に添えられていた右手は、徐々に位置を上へとずらされていく。
もう、抵抗する気力もないのか下肢からは力が抜けていた。
片手で、片足を自身の肩に担ぐ。
「ふぅ、ん。何だ?イヤだ、イヤだと言っておきながら、しっかり濡れてるじゃないか…」
「違…それは…っ!」
「何が、違う?」
下着の上から、濡れた割れ目に沿って指を這わせる。

「ひぅっ!?ッア…」
それだけで、カジカは身を捩り、声を上げる。
それに気を良くしたように、底意地の悪そうな笑みを浮かべると、六は下着の上から、カジカの秘所を舌でなぞり始めた。
あまり、快感を与えないように、気をつけながら…。
「いっ!!う、んぁ…!はっ、あぁっ…」
それでも、カジカは感じているのだが…。
「たく…。このままイカれちゃ、面白くないんでね」




「あちゃ〜…?ちょっと目ぇ離した隙に、何か、変な展開になってるよ…オイ」
此処に、そんな二人の情事を、優雅に水晶のようなもので傍観している人物が一人。
他でもない、『ポップン界の神』MZD。
彼こそが、今回の、事の発端である。

三週間程前、カジカが熟睡している間のこと。
「コンバンハ〜。つっても、カジカちゃんはもうおねんねの時間かな〜?」
MZDが、カジカの部屋に現れたのだ。
ざっと室内を見回すと、小さく溜め息をつき、キッチンへと移動した。
と何かを思いついたように…そう、それこそ悪戯を思いついた悪ガキのような笑みを浮かべると、冷蔵庫の中のミネラルウォーターを取り出してくる。
「イヤ〜、こんな事もあろうかと、"この薬"用意してきてよかったな〜」
そのセリフとほぼ同時に、ミネラルウォーターのペットボトルの中に、白い錠剤を二、三粒落とす。
蓋を閉め直すと、その錠剤が溶けるまで、暫くペットボトルを軽く振ってかき回す。
完全に解け切ったところで冷蔵庫の中にペットボトルを直すと、また、寝室に戻りカジカの安らかな寝顔を眺めた。
「コレが、カジカの最後の…"少年"の顔、か。明日から、楽しく"少女"として生きろよ?」
そう言い残すとまた、この部屋に現れ出でたときのように、まさしく霧の如く、消えていった。

翌朝、何も知らないカジカが爽やかなまでの朝日の中、目覚める。
「んぁ…ふぅぁ…」
小さく欠伸をすると、少しボーっとする頭のまま、キッチンまで以外にしっかりした足取りで歩いて行く。
冷蔵庫を開くと、昨夜、MZDが何かを仕込んだミネラルウォーターを何の躊躇もなく手に取った。
透明なガラス製のコップに並々と注いでいく。
ペットボトルの方は冷蔵庫にしまってしまうと、カジカは何も知らずにコップに口付けた。
校内に流れ込んでくる、よく冷えた無味無臭と言える液体。
コップ一杯飲み干すと、コップは流しの脇の方に置いたまま、リビングへと移動する。
ソファへと腰掛けようとした…その刹那。
体の奥から沸き起こる、得体の知れない感覚。
「ん…!!な、躰が…熱…」
躰の芯から湧き上がる、異常な熱。
ただ、不思議と意識ははっきりするような、肌寒さ。
「…………っ…」
その状態に一分と耐えられず、カジカは暫く意識を飛ばした。

「ン…う…?何、か…重い…」
十分ほど経っただろうか。
カジカは、息苦しさに目を覚ました。
今、本当ならば最も気にするべきコトは、先程の既に消えている突然の風邪のような状態。
だが、今はそれ以上に気にかかる事が今カジカの身に降りかかっていたのだ。
胸が、酷く苦しい。
気怠げに起き上がると、肩に異常な重さがかかっているような気がし、そっと自身の躰を見下ろした。
其処には…
「何…?コレ…」
その胸部には、本来ならば、絶対に…何があろうともありえない筈の、豊かな膨らみ。
――――――寝惚けているのかな…?
一度、目元を擦りもう一度見下ろす。
それでもそれはそっくり先程のまま、寝巻きの胸部部分を盛り上げているのだ。
そっと右手を、その突然はえたとしか思えない胸まで持っていく。
ほんの少しの躊躇いの後、カジカはそっとその胸を持ち上げるように触れる。

「柔らか…」
それは、あの男性体にはなかなか見られない、女性体特有の柔らかさ。
カジカの顔から血の気が引く。
無言のまま、カジカは洗面所へと向かった。
リビングから出て、慣れた廊下を覚束無い足取りで洗面所へと向かう。
だんだんと、足取りが速くなっていく。
洗面所に勢いよく駆け込むと、いまだ無言のまま鏡を覗き込む。
そして、其処に映るは――――――…。
「…誰……?」
そう疑いたくなるほどの"女性的な"美しさを持った、自身だった。
肌は元々の白さに加え今は充分な瑞々しさを湛え、口唇は妖しく濡れ光っていった。
睫毛が幾分長く見えるのはもういっそ幻覚だと思い込みたい。
「…………!!!!?」
暫く、カジカは声も出なかった。

その後、MZDは暫くの間監視…のような事をしていたのだが、"女性"になったといって騒いでいたのは
最初の一週間も持たないくらいで、ムラサキを始め他の女性陣に助けを求め、その後はしっかり順応し女性とし、
普通に暮らし始めた為、暫く監視を止めていたのだ。
それが、その間にコレだ。
「…これまた、トンでもねぇことしちまったかもな」
水晶を通してみているが、その画像の鮮明度は本当にその場にいるようで。
その音声の臨場感といったら…。
『いや、だぁっ!も、六…さん…』
「…たくっ…元気な事で…」
MZDは反省の欠片も見られない表情で、重苦しく溜め息を吐いた。



「ちゃんと言ってくれなきゃなぁ?俺も、どうして欲しいかわからない…な」
「う…ぁ…」
相変わらず下着の上から秘所を弄繰り回されるだけで、直接触れられないまま、カジカは放置されていた。
下着越しで触っていたにも拘らず、六の手はカジカの愛液で少なからず濡れている。
「フン、お前の体液で、手が濡れた。まだ、イッてないんだろ?」
カッとカジカの頬が紅潮する。
「フン…。さあ、どうして欲しい?」
ぺろりと、六の舌が濡れた自身の手を這う。
「っ…ィ…せて……くだ、さ…」
「んぁ?」
ポツリポツリと言葉を繋ぐが、どうにも声が小さすぎる。
…何を言いたいのかわかっていても、六はただ、カジカを見下ろすだけで何もしようとはしない…。
その表情には、ニヤニヤと品のない笑みが、ただ浮かぶばかり…。

「…イカせて…、下さい…」
視線は、六から大分逸らされていた。
そのため、六の凶悪に歪んだ表情を目にする事が出来なかった。
「今は…な」
呟くが早いか、担ぎ上げていた片足のおかげで浮いていた腰から、剥ぎ取るように下着を抜く。
「えっ…!?」
突然の事に、カジカは無意識の内に秘所を隠そうと手を伸ばす。
その手は難なく六によって遮られ、両腕とも頭の上で一つに纏められ、六の左手によって抑えられる。
「い、やぁ…」
興味なさ気に下着を両足から引き抜くと、ソファの下へと無造作に投げ捨てられた。
「綺麗なものだな…。そこらの女なんかよりも、ずっと…」
意外にも優しい声音で、呟かれる。
カジカの秘所は、窓から差し込む僅かな光のもとで、妖しく淫らに濡れそぼち、何かを求めるようにひくひくと蠢いていた。
「ぃ、ぅ…」
カジカが小さく身じろぐたびに、六の口元に浮かぶ笑みは深まっていく。
それはまさしく、悪魔のソレに程近いモノ…。

「さあ、突っ込まれてイクか?それとも、舐められてイクか?選ばせてやる」
いっそ残酷な選択。
かくして、カジカの返答は…
「も、どっち…でも…六さんの、お好き、に…して下さい…」
「……イイ返事だ…」
明らかに作り物とわかるような優しげな笑みを浮かべたのも束の間、数瞬の後には元通りの表情を貼り付け、ぐちゅりと音を立て、愛液を垂らし続ける蜜壷へと中指と人差し指の二本を、同時に挿入する。
カジカの瞳が、カッと見開かれる。
「痛っ…!」
「何だ…この程度で…」
それでも、その程度の良心はあるのか、人差し指だけは抜いてやると、中指だけで内壁を探るように、奥へ奥へと進めていく。
「…フッ…つ、ぅ…」
必要以上に濡れている為に、然したる痛みは無いが、それ以上にその圧迫感がカジカを責める。
内部で蠢く指は思った以上の不快感を与える。
それでも、その合間に見え隠れする快感がカジカの意識を少しずつ、蝕んでいく。
「……ャ…も……」

ピチュ…
クチュ…
淫猥な水音が室内に響き、聴覚からカジカを犯していく。
不意に、六の体が沈む。
「…え…いぅっ!?ン…!」
秘所の上部…ひくひくと疼く孔より少し上、肉芽の辺りになにやら濡れた…ザラザラとした感触の…六の舌が触れる。
同時に、指が孔の辺りを緩く旋回するように刺激を始め、今にも意識が飛びそうになる。
「ひっ…ぇ……あっ…ふぅ、んっ…」
徐々に快楽が理性を崩し、肉体が暴走を始めていく。
快楽のみを求めて。
「あ、ダメ…も、イッちゃ…ぅ…あ、ああぁっ…!!」
一瞬、カジカの体が強張ったかと思うと、次の瞬間には一気に弛緩し、四肢が投げ出される。
絶頂と同時に大量に愛液が流れ出し、太腿とソファを酷く濡らして。
「あ、はあ…っ…ん、フッ…」
「さて…じゃあ、そろそろ俺も愉しませてもらおうか?」
と着物の帯を解いていく。
露わになる逞しい肉体。
それから褌の中、窮屈そうに存在を誇示し、天を仰ぐ…逸物。

「ぁ…」
クチュン…と蜜壷が新たに甘い蜜を流す。
「本当はしゃぶってもらいたいものだが…ソレはまたの機会にとっておいて…今日は、此処で受け入れてもらうぞ…?」
指が、再度蜜壷へと進入する。
二本、同時に。
先程よりは痛みも薄れ、何より絶頂の余韻で思考は上手く働かない。
あるのは、快楽を求める本能のみ。
「う、ん…っく…」
膜は傷付けないように、慣らすように緩慢に。
卑猥な水音をわざとたてながら。
「い……んぁ…ふ、ウ…あっ…」
「……これから、地獄にイクか…天国にイクか…楽しみだな…」
その言葉がカジカに届く頃には、既に六の褌の紐は解かれている。
猛ったモノは妖しく先走りに濡れ、解放を求めて脈打っていた。
「ぁ…」
「挿入るぞ」
短くそう宣言すると六は容赦なく、その猛った熱い自身をカジカの幼い少女の内部(なか)へと沈めた。

「イッ…!?あっ…痛…ッ…」
いくら慣らしたと言っても、やはり指と六の自身とでは体積が違い過ぎる。
何より、カジカは初めて…。
破瓜の痛みと、その圧迫感に意識は支配され、瞳からは無意識の内に涙が零れていた。
「っ…狭い、な…やはり…」
ふと結合部に視線を落とすと愛液に混じり、鮮やかな深紅の血が、流れ落ちていく。
ソレを見て、鼻先でせせら笑うと、指先で掬い上げ、舌を這わせる。
あえて欲望のままに突き上げる事はせずに、緩慢に腰を揺らし、カジカの内部(なか)が慣れるまで、辛抱強く六は待った。
「痛…っ…ぁ…お願…六さん…もぅ、大丈夫…ですから…ぁ…っ…」
「何だ…そんなに…」
皮肉ろうと、鼻で笑うが
「イキたい…です」
意外にも真摯な視線でそう訴えられる。
その言葉に意外そうに目を細めると、先程とは違い、強めに腰をぶつける。

「イッ…!あぁっ…!!」
予想通りの反応を返すカジカに気を良くしながら、六は腰の動きを早めた。
その度に、結合部から淫猥な粘着質な水音が聞こえてくる。
「カジカ…」
「六…さんっ…あっ…や、もぉ…イキ…そ…あっ、はぁっ…!」
意識か無意識か、六の首に腕を回しながら、カジカは叫ぶようにそう伝える。
「ふっ…」
六の呻き声と同時に、徐々にインサートのスピードが速くなる。
室内を満たす、淫靡な声が、音が、濃度を増していく。
ソファの微かな軋みなど、気にもならなくなるほどのカジカの艶やかな嬌声が、一段と高くなっていく。
「いぁっ…あっ…う、んんっ…はあっ…ん…」
不意に、六の腕がカジカの頭の下に回り、抱え上げられる。
次の瞬間には、互いの口唇は、重なっていた。
一瞬、驚いたように見開かれたカジカの瞳も伏せられ、やがてどちらとも無く離れていった。
汗が、六の顎を伝う。
「ヒッ…ふあぁっ……ダメ、も…イクッ…!」
「くぅっ…」
どちらとも無く、絶頂を極め、果てていく。
溢れ出た白濁が、カジカの太腿を伝う。
破瓜の際の出血と交じり合い、薄紅色を作り出しながら――――――……。



「んっ……あ…れ…?」
次に、カジカが目を覚ますと、其処は変わらぬいつものリビング。
今までの事は夢だったのか…。
否、いっそ三週間前の事もひっくるめて、総て夢だったらと願うが、この腰に残る痛みと疲労感、それからいまだ膨らんだままの胸部が夢でないと告げている。
室内を見渡すと、テーブルの上に見慣れぬ紙。
其処に筆で書かれた文字は、
『またな』
「…六さん…」
"また"という事は、もう一度逢えるかも知れない、ということ。
カジカは、今ならばこの女の姿を喜んで受け入れられるだろう。





++++++オマケ
「…あ〜、終わったら男に戻そうかとも思ったんだがなぁ…?」
MZDは、手の中の白い錠剤の入った瓶…そう、カジカを女へと変えたあの錠剤とそっくりなものを何気なく弄びながら、誰にともなく呟いた。
「…今なら、戻さない方が幸せかもなぁ…。そう思わないか?影…」
何気なく振り向きながら、呟く。
話し掛けられた影の方も、懸命に首肯した。
「…このクスリも、もう必要ねぇか…」
パッと、思い切りよく瓶を手放した。
ガシャン!!
派手な音を立てて瓶は割れ、中身はぶちまけられる。
「ま、せいぜい頑張ってくれたまえ、その想いを告げるまで…」
MZDは水晶に映る画面を、なんの躊躇も無く切り替えた。

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