リエちゃん×さなえちゃん


「…はぁ」
最近、リエには悩みがある。

(遅いな…)
彼女はとあるカフェで、ずっと親友であるさなえを待ちわびていた。
(なにやってるんだろ…)

…”親友”。

ふたりは周囲の誰が見ても、とても仲の良い関係だった。
リエにとって、さなえは無くてはならない存在だ。
けれど最近、リエには気がかりなことがあるのだった。
(…あの子、ぼーっとしてるから、)

さなえは優しい子だ。
親切で人当たりがいいし、誰かの悪口を言ったりすることもない。
だからこそ、リエは心配なのだ。
(…どうして?)
それは自分でもわからない。

「リエちゃぁーんっ」
…少しして、さなえが息を切らして向かいの席にやってきた。
「ご、ごめんね、おそくなっちゃった…」
「…なにしてたの?」
「…」
リエが問うと、さなえは顔を真っ赤にして、ぼそりとつぶやいた。
「告白されたの…」
「…はい?」
「すきって、いわれたの…」

「…」
リエの頭の中が一瞬真っ白になった。

「誰に…?」
「そんなの、…いえないけど、…」
「つきあうの?」
(…なんでこんなこと聞いてんの、あたし)
よくわからないまま、さなえに質問を投げかけてしまうリエ。
自分のことでもないのに、なぜだか胸騒ぎがして落ち着かなかった。

「…びっくりして、逃げてきちゃったの…。
それに、わたし…まだ男の子とつきあうとか…
そんなの、よくわかんないもん…」
さなえは泣きそうな顔をしている。
そんな彼女を見て、リエははっ、と正気に戻った。
「そ、そんな深刻な顔しないでよっ、なんか食べよ!
ここのケーキおいしいんだよ、きっとさなえも気に入るから、何かおごったげるからっ」
ばっ、とリエはメニューをさなえに差し出して笑った。
「…ウン…」
その笑顔につられたのか、さなえもはにかんで微笑んだ。

「リエちゃん、ありがとう」
結局、2人はカフェで長い時間過ごしてしまった。
当初は軽くお茶した後に買い物などする予定だったのだが、もう空は暗くなり始めている。
「どういたしまして」
甘い甘い苺のショートケーキで、さなえは回復できたようだ。
「やっぱり…ちゃんと、謝ることにするね…。
逃げてきちゃって、向こうも感じよくないだろうし…」
「…、 …そうだね」
(…あ)
…また、リエの心にモヤモヤした何かが出てきた。
――少ししたら、互いの家までの分かれ道にさし当たった。
2人はそこで、立ち止まる。
「あのね、リエちゃん」
「? なに?」
さなえは笑顔で言った。
「わたし、リエちゃんのことだいすきだよ。
これからも、友達でいてね?」

「…」
リエの鼓動がはやくなった。

「…あ、当たり前でしょっ。
…早く帰んなきゃ。すぐ真っ暗になっちゃうんだから…
気をつけてね?」
「…うん。じゃあ、またね?」
「バイバイ」
リエは手を振って、横断歩道を渡るさなえを見送った。


――”リエちゃんのことだいすきだよ”
(…あぁ)
さなえが見えなくなった後もそのまま立ちつくして、
さっき言われた言葉と、さなえの笑顔とを頭の中で反芻してしまうリエ。
(これって)
さっき告白されたと聞いたとき、異様に落ち着かなかったのも。
(あたしは、さなえのことが)

…好きなんだ。

…翌朝のことだ。

「ふぁ…あ…  …ん?」
(なに…?)

目覚めてすぐ、リエは自分の股間あたりに違和感を感じた。

(な、)

何だろう、とまさぐってみると、そこには――

「…な、なによこれーーーーーーーーーっ!!!!!!!!111」
なんと立派な男性器らしきものが”生えて”いた。


「よぉ、びっくりしてるみたいじゃないか」
「!?」
――どこからともなく、聞き覚えのある男の声が聞こえてきた。
「…あ、あなたは…」
「ひっさしぶりだねぇ、リエちゃん」
…MZDである。

「もっ、もしかして、こ…これ…」
リエは起き上がって、パジャマのズボンの中をそっとのぞいてみる。
…やはり、間違いない。
「だって俺、ネ申だし★ミ」
「って、そんな問題じゃ…!」
リエは耳まで真っ赤にして、どこからともなく聞こえる声につっこんだ。
「だってさぁ。リエちゃんがあんまり、かわいそーだから」
「へ?」
「さなえちゃんのコト」
「!」
ドキッとした。
「ひゃぁ…っ!」
…その瞬間、生えているモノが瞬時に勃ち上がった。
(やだぁ、なにこれ…っ)
奇妙な感覚だった。
とっさにズボンに手を突っ込んでそれを押さえたが、全く落ち着かない。
むしろ熱くなって勢いを増したような気がする。
「…ちょっ…コレ…どうしたらいいのよぉ…っ…」
「さぁね? ご自由に★」
「…ひっ、人事だと思って…!」

――”リエちゃんのことだいすきだよ…”
「ぁ…っ」
(な、なんでこんな時に…思い出しちゃうのぉ…っ)
だんだん奇妙な感覚はエスカレートしていき、
リエは何かが吹っ飛んでいきそうな気がしてくるのを覚えた。
さなえの事を考えれば考えるほど止められなくなっていく。
(ヤダ…あたし…こんなの……サイテー…)
だんだんと息が荒くなっていく。
(さなえのコト考えて…こんなになっちゃうなんて)
「ふぁあ…っ…!」
熱くいきり勃ったソレを撫でてみると、まるで体中に電撃が走ったかのような刺激に襲われ、
リエは身体の姿勢を保てず、前屈みになった。

「あっ、あっ、…さなえっ…んぁ…っ…」
手の動きを止められないどころか、ますます激しくなり、
リエは眉間に皺を寄せ快楽に身を縮める。

――”リエちゃんのことだいすきだよ”
――”だいすきだよ”
――”だいすき…”

「あっ・あっ……ふあぁぁぁぁ………っ!!!!!」
びくっ、びゅるるるる…っ
「…ぁ…っ…」
一瞬の空を飛んだような快感と共に、大量の白濁液が勢いよく吐き出され、
彼女のパジャマを汚した。
「はぁ…っ」
脱力したのか、リエはベッドに起き上がっていた上半身を勢いよく沈めた。
…いつの間にかMZDは去ってしまっていたようだ。
(や…だ… どうしよぉ…これ…)
リエは顔を真っ赤にし、快楽の余韻から何とか落ち着こうと息を大きく吸った。
(でも…コレさえあれば……)
彼女は枕の傍らにあった携帯電話を取り、電話をかけた。相手は勿論――


「あ、さなえ? 今日、あいてる?
…留守番?ひとりなの?」


「じゃあ…遊びに行っても、いいかな・・・?」

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