睦月×アゲハ


後1時間とちょっとで「今日」という日が終わるという時、
美大生の青年、睦月に突然かかってきた電話。
それは彼の親友である少女からだった。

『夜分遅くにごめんなさい。・・・大事な話があるの。
 ・・・今からそっちへ向かっていいかな』
「・・・構わないけど、でも、今電話で言えば・・・」
『直接話したいの・・・だからお願い』
「・・・うん、わかった」

それから15分後。
自分の家の戸を軽くノックする音がした。
「・・・来た」

ドアノブに手をかけ、ゆっくりと開ける。

言うまでもなく、向こうに立っていたのは、電話をかけてきた「彼女」だった。

「・・・


 ・・・アゲハちゃん」
「お邪魔するね」
「・・・うん、上がって(今日は夏にしては空気が少し冷たいな・・・)」

「それで・・・どうしたの?」
「・・・私ね、ずっとあなたに黙っていた事があるの」
「えっ」
「これを見て」

さきほどアゲハと呼ばれたこの少女は
いきなり上着のすそに手をかけ、まくし上げた
(ちょ、ちょっと待って――――――!)
そんな彼女の行動に睦月は驚き狼狽えたが、
臍より少し上あたりで止まった瞬間、ふぅ、とため息をついた。

「アゲハちゃん?」
「臍の左上の方を見て」

言われるがままに視線を移す。

「・・・!?

 ・・・こ、これは・・・」

彼女の臍の近くには、妙なアザがあった。いくつか点が存在し、
それが線で結ばれているような感じだった。打撲でこんなアザなど
できるはずはない。勿論、アザ以外の他のもの(刺青など)でもない。

「いくつもの点が全て線で結ばれている・・・このアザは?」
「この形・・・きっと殆どの人が知ってるわ」
睦月はさらにアザを見つめる。・・・その形は彼も見覚えがあった。

天気がいい夏の夜に、それはいつもあった。

アンバランスで巨大な十字にも、巨大な鳥の姿にも見えていたそれは―――。


「この形は・・・白鳥座!?
 君は・・・もしかして・・・」
アゲハはゆっくり、小さくと頷いた。
「もうわかったと思うけど・・・私の口から言わせて貰うわ。
 これは決して冗談なんかじゃない・・・本当の事なの。」
彼女の目は・・・真剣そのものだった。
睦月も緊張した面持ちで彼女を見つめる。

「私は・・・私は・・・。

 ・・・この星の・・・地球の・・・人間じゃないの」

「私は、白鳥座の近くにある、それほど明るくない星の生まれなの」
睦月は問いかけた
「・・・君はどうして地球に?」
その問に、アゲハの表情に次第に悲しみの色が差していく。

「どうしたの?急に表情暗くしちゃって・・・」
「それは・・・言えない・・・」
「どうして?」

だって。
話したらきっと嫌われる。
あなた達地球人の言葉で「インベーダー」と呼ばれる類がしていること。


私は・・・この星を奪うために、やって来た・・・。


けれど。
この星はとっても綺麗で。みんな優しい人ばかりで。
争いなんて、めったになくて。あったとしても、とても小さいもの。


そんな星を、私たち白鳥座5番星人のモノになんて、したくなかった・・・。

アゲハの眼に、涙が溜まってくる。
嗚咽を漏らしながら、彼女は言った

「それに、あなたも裏切ってしまった・・・」
「え?」
「他の星の人間なのに、あたかも地球人であるかのように振る舞って・・・。
 今まで仲良くしてた女(ひと)が、実は異星人で・・・それも
 地球を奪うのが目的でやって来たもので・・・。」

睦月はただ、黙って聞いていた。

「でも・・・これだけは、言わせてほしいの」
「・・・」
お互いに沈痛な面持ちで見つめ合う。

そしてアゲハが口を開いた

「私・・・

 あなたのことを

 ずっと愛してた――――」
・・・嗚咽の混じった声。しかし決して言葉だけではない。彼女の本心だった。

「けれど・・・私とあなたは・・・産まれ育った星が違う・・・。
 違う星の人間、それに侵略者に恋されるなんて・・・イヤだよね・・・。
 ごめんなさい・・・ほんとにごめんなさい・・・」
顔を手で覆い、泣きじゃくるアゲハの姿に
睦月は心が締め付けられる思いだった。

普段あんなに元気で明るくて、ポジティブで思いやりのある彼女。
歳は自分が上だが、気が小さい自分をいつも引っ張ってくれている彼女。

そんな彼女が今、自分を責め、泣いている。

自分がしてあげられる事は・・・何もないのか。

・・・いや、ある。


そして、睦月の腕は、彼女の小さな身体へ回されていく。

「え・・・」
突然、自分を何かが優しく包み込むのを感じて、
アゲハは顔を上げる。

気がつけば、ずっと想っていた人に、愛する人に
自分の身体を優しく抱きしめられていた。
そして彼の次の一言が、自分の心に暖かいものをこみあげさせた。

「・・・僕も・・・キミが好きだった」

(え・・・・)
アゲハは眼を丸くし、ただ驚いていた。・・・抱きしめられながら。



彼は長身だが、逞しいといえる体つきではない、寧ろ男にしては華奢である。
腕にしても、あまり太くなく、力強さは感じられない。

そんな身体に、腕に、包まれているはずなのに。
アゲハは優しさと共に何故か、力強さも感じていた。

「確かに君と僕は生まれた世界は違う。・・・けれど、
 地球人であったって、そうでなくたって、
 キミはキミである事に変わりはないって僕は思ってる。
 いつも明るくて、前向きで、優しいキミであることに・・・」

「・・・あなたは普段は頼りない部分ばっかり目立つけれど。
 ・・・だけど、私が辛そうな時、いつも心配してくれてるよね・・・。
 ・・・今だって、泣いてる私をこうして抱きしめてくれてる・・・」

アゲハは睦月の肩に手を伸ばした。

「ふふ・・・見た目よりずっと大きいんだね。睦月さんの肩。
 ・・・なんだか、頼もしく思えちゃう」
「そ、そうかな・・・」

・・・互いに見つめ合い、沈黙が続く。

察したのか、アゲハが眼を閉じる。睦月も、それに応えるように。

そして互いの顔が次第に接近し、優しく唇を重ね合う。

2人は今、一糸纏わぬ姿でベッドにいた。

「・・・んっ・・・はぁ・・・」
アゲハは自身のそれなりに豊満な胸を愛撫され、喘ぎ声を漏らす。
「あっ・・・きゃうぅ・・・」
うなじの辺りも舌で愛撫され、今までにない感覚をアゲハに味わわせる。
(なんだろう、この感覚・・・。でも・・・ちょっと気持ちいいかも・・・)

睦月の手は、優しく、ゆっくりとアゲハの両乳房を揉みしだく。
すくい上げるようにしたり、なぞり上げたり。
(すごく柔らかい・・・こんなに、柔らかいのか・・・女性の胸って)
初めての感覚にアゲハは身をよじらせ続ける。
「ああっ・・・はぁ・・・・ああぁ・・・・・・」

その時、睦月の手が、頂点の突起に触れた
「あぅぅ!!」
アゲハは痺れるような感覚に甲高い声を発した。

それに気をよくしたのか、睦月の手は執拗に突起を責め立てる。
「ああっ・・・はぁぁ・・・・んんっ・・ああぁ・・・」
指先で転がしたり、摘まれたり・・・。
彼の愛撫に、沸き上がる愉悦に、アゲハは身を委ねていた。

アゲハの秘所は、愛撫のせいですっかり蜜が溜まっていた。
「・・・ここ・・・濡れてきてる・・・」
女性器を初めて眼にする睦月は思わずそう口に出してしまう。
「だ、ダメ・・・そんなところ、じっと見ないで」
が、アゲハの制止が耳に届くことはなく、睦月の手はそこへと伸ばされる
「あ・・・っ・・・!触らないで・・・ダメ!!」
が、時既に遅し。

股間をなで下ろす睦月の手。

「くあぁぁっ!」
下半身に甘い戦慄が走る。
更に指先でなぞり上げてくる。
「あっ・・・んぁ・・・やぁあっ・・・」
彼女の口からは、やはり悩ましい喘ぎが漏れてくる。

後半へ

動画 アダルト動画 ライブチャット