ハヤト×姉


「ただいま…ひっく…ちゃんと勉強してるぅ?」
「……姉貴、また飲んできたの?」

ノックもせず部屋に入ってきた姉に、俺は呆れた顔で振り向いた。
「…飲んできたよぉ……だって…」
「明日、英語の試験なんだ…悪いけど早く寝てくれないかな…」
勢いで愚痴を言いかけた姉の言葉を遮り、俺は机に向き直った。
「…なによ……ハヤト…今日は冷たいじゃない?」

俺は無視して英語の教科書をパラパラとめくり、勉強に集中しているフリをした。
「────!?」
姉貴は突然後ろから俺を抱きしめる。
頭にやわらかいものが押し当てられ、アルコールの匂いが混ざった吐息が香る。
「ちょっ……姉貴…邪魔すんなよっ…」
「ハヤトぉ…おねえちゃん…まぁた別れちゃった……」
姉貴は俺の頭に頬をあて、ぽつりと呟く。

「はいはい、それは残念でしたね…」
そっけなく俺は答える。 こんなことはもう慣れてしまった。
俺の姉は女子大生だが雑誌で専属モデルもしているほどの美人だ。
たくさんの男たちから言い寄られているらしいが、どれも長続きしていない。
こうして彼氏と別れたりして自棄酒を飲んで帰ることなど日常茶飯事なんだ。

「…ハヤト…彼女でもできたの?」
「…うるさいな…関係ないだろ?」
「あ、そういう言葉遣い…大人が一番腹立つんだって…ダメよ、そんなこと言っちゃ…」
「子供みたいに言うなよっ!」
俺もムキになって姉貴に言い返す。
だが、姉貴はそんな俺の様子が面白いらしくニッと唇の端で笑った。

「そうよね…ハヤトを大人にしてあげたのは……おねえちゃんだもんね…」
「……! ち、ちがうっ! あれは……」
「何が違うの?」
姉貴は俺のスウェットパンツの上に手を置き、ゆっくりとまさぐる。
「…な、何すんだよっ…!」
「わかってるくせに…最近ハヤトとしてなかったから……」
妖しく動く姉貴の手の中で俺の男が首をもたげ始める。
「…姉貴……ヤバイよ……う……おふくろ起きてくるよ……」
「……大丈夫…もう3時だし…熟睡してるわよ…」
姉貴は跪いて俺の股間部に口をつけ、ふーっと息をふきかける。
布地を通して熱い息が俺の屹立を包み込む。
「ひぅっ!」
思わず声が出てしまった。 俺は耐え切れず椅子から立ち上がり、姉貴の肩を掴む。
「かーわいい……」
姉貴はうれしそうに俺のスウェットを下着ごと膝まで下げる。
まるで恥ずかしくて頬を赤らめているような俺の自身は姉貴の顔に向けそそり立っていた。
「…もう……勘弁してくれよ…」
「だぁめ…」
姉貴は唇を舌で湿らせると俺の先端を下から舐めあげた。

聞こえてくるのは姉の息遣いと唾液を絡めて啜る音、俺の喉の奥から絞り出される途切れ途切れの切ない声。
「ん…く……く……ぅ……姉貴……」
「んふっ…んちゅっ……んっ……ちゅる…」
俺は膝から力が抜け、椅子にぺたんと座りなおすとビニール地が直接肌に触れて冷たい。
姉貴は俺の腰に腕を回し、首を前後左右に振って俺の性器をしゃぶりつくす。
「んは…っ……彼女はこういうことしてくれるの?」
「…………」
そういえば…したことないな……
心の中で俺は答える。
「…んふ、やっぱり……くちゅっ…」
俺の顔色で察した姉貴はより深く、強く俺を吸い込む。
「んあっ!! 姉貴…もう限界…っ!」
もう耐え切れなくなった俺は姉貴の口から引き抜こうと腰を引いた。
しかし、姉貴は俺の腰にすがりつくようにして口を離さない。
「ああっ! あああぁっ!!」
逃げ場が無くなり、姉貴の口の中で俺ははじけた。
「んっ! …ごく…んっ…んく……ずちゅ……ちゅる…」
姉貴は唇で搾るようにして俺の白濁を飲み込む。
「…ぷは…っ…んっ……やっぱり…ハヤトのが一番おいしい…」
唇の端から白濁を一筋流し、姉貴は俺の顔を見て笑った。

「……もういいだろ? 姉貴…やめてくれよ…」
「なーに言ってんの…ハヤトばっかり気持ちよくなっちゃって…」
俺の精液を飲み干した後も姉貴は俺のしぼんだ性器を口の中で転がし続ける。
「…もう一回くらい出るでしょ? 毎晩自分でしてるんだからね…」
「なっ…! してないよっ!!」
「うふふ、うそつき♪ おねえちゃんの部屋まで聞こえてくるよぉ? ギシギシって…」
「……ばっ…ばかやろっ…くっ!」
真っ赤になって怒ろうとしたが、先端にキスをされて俺は息が詰まる。
「……ほぉら…大きくなってきた…」
唾液にまみれた俺の男を姉貴が手で扱く。 みるみるうちに赤味を帯び固くなっていった。
姉貴は左手でスカートのファスナーをおろし、腰のホックを外す。
するっとスカートが床に落ち、小さな下着に詰め込まれた下半身が露になった。

「…今度はわたしの番ね……」
姉貴は立ち上がるとショーツを自分で脱ぎ、ベッドの縁に両手をついて俺におしりを向けた。
「はやくぅ…ハヤトの…ほしい……」
こちらに振り向き、甘えるような声で俺を誘う。
「姉貴……」
既にびしょびしょに濡れていた姉貴の割れ目は机のライトに間接的に照らされ反射して光る。

「色んな男と付き合った…でもハヤト…あなたが一番好き…」
「………」
俺は無言で姉貴の腰に手を添え、濡れた入り口に先端をあてがう。
「あなたもわたしとするのが一番いいでしょ…? ねぇ…」
姉貴は自分で腰を振りながら少しずつ俺を中へと連れて行く。
「あぁ…きもちいい…… ハヤトはわたしのもの… んっ!」
俺は根元まで姉貴の中に入り、一番奥を先端で押した。
「…他の男なんて…んあぁあっ! あいして…る……ハヤト…ぉおおおっ!」
俺が動かなくても姉貴は自分で身体を前後に揺すって気持ちのいいように動く。
ぐちゅっぐちゅっと粘液の絡み合う音が部屋に響いてきた。

違う…こんなの…気持ちよくなんかない…… 俺は…俺は……
「…いいかげんにしろよっ!」
俺は声を荒げ、姉貴の中から自身を引き抜いた。
「…ハ……ハヤト…?」
姉貴は驚きと怯えの混ざった顔で振り向き、俺を見つめる
「俺は…姉貴のオモチャじゃないっ!!」
「ハヤト…! 違う…わたしはほんとに……」
「うるさいっ! 俺だって今は好きな人もいるんだ…っ!!」
俺は姉貴のおしりを両手で掴んで力ずくに引き寄せる。
「…いやぁっ! なにを…」

俺は先端を姉貴の愛液で充分に濡らし、姉貴の窄まりに狙いをつける。
「……俺は…もう姉貴のいいなりになんかならないっ!」
俺は腰を突き出し、狭い門を無理やりにこじ開けた。
「んああっ!! ハヤト…っ! がはっ!!」
千切られそうなほどの締め付けに耐えながら俺は姉貴を刺し貫く。
姉貴はシーツを力いっぱいに掴んで、整った顔を苦痛に歪ませる。
「おねがい…もう…やめ…てぇっ! いたぃ…いたいよぉ……っ!」
だが容赦の無い、ぎちっぎちっと肉の擦れ合う音が部屋に響いた。
「…きつ…い…っ…姉貴……んぐっ!」
ガンッ!ガンッ!と力いっぱい俺は腰を姉貴に叩きつける。
今までに無いもやもやとした快感が俺の中で暴れ始めた。
「ああぁぁ! だめえっ! こわれちゃうっ! こわれちゃうっ!!」
「姉貴…ぃ! 俺もう…っ!!」
俺はぐいっと中に押し込み、熱い白濁を姉貴の中に撒き散らした。
「ぅあああぁぁ───っ!!!」
同時に姉貴の全身が硬直する。
そして割れ目から大量の潮が噴出し、床で大きな水音を立ててはねた。

「はぁ…はぁ…」
姉貴はベッドに突っ伏したまま虚ろな目で放心し、時々身体をぴくっと痙攣させていた。
太ももを伝って菊門から俺の精液がとろりと流れて出ている。

俺は…姉貴を乗り越えた……

部屋中にこもったすえた匂いの中、俺は堕ちた姉貴をただ見下ろしていた。

────その時

どんどんどんどんっ

「ハヤト…起きてるんでしょ? 開けなさい!」
…おふくろの声……?
「おねえちゃんもいるんでしょ!? あなたたち何をしてたのっ!!」
がんがんがんがん!
「ハヤト! はやく開けなさい!お前たち姉弟で何してる!!」
親父まで……

視線を移すと姉貴は下半身をさらけ出したまま意識を失いかけ、何も聞こえていなかった。
カーテンから朝日が差し込む……
俺は両親に激しく叩かれる扉をだまって見つめることしかできなかった。

<了>

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