DTO×かごめ


……両親のいないかごめにとって、孤独は常に側にあった。

彼女は『里親』と自称する大人に育てられ、幼少の頃より手ひどい虐待を受けていた。
「義理の母親」と称する女は、ただストレス解消の手段として、彼女を真冬のベランダに薄着で放置した。
彼女が窓を叩いて泣き叫ぶ姿を見ては喜び、声が近所迷惑になると思えば口にガムテープを張り、
恨めしげに自分を見つめる姿が気に入らないと、腹部を殴ったり踏み潰したりしていた。
一方「義理の父親」と称する男は、寝ている彼女の全身を、毎晩のように、いやらしく舐め回した。
寝ているとは言え、かごめに意識はあった。が、抵抗すれば殴られる。最初は何度も抵抗したが、
そのたびに殴られたため、次第に諦めるようになった。
抵抗しないのをいい事に、義父の行為はエスカレートするようになった。
彼女を裸に剥き、全身を撫で回す。自分のペニスを握らせ、扱かせる。
秘裂に舌を刺し込み、裂け目が広がるぐらいの勢いで舐めまわす。
最後には、義父自身が自分の欲望を吐き出し、その白い液体を飲み干すのが、
かごめにとって寝る前の儀式であった。

義理の父母のこの行為は、近所の住民がこの異常に気付き、警察に通報し、
彼女自身が施設に隔離されるまで続いた。
どちらも、幸いにして『一線を超える』ことはなかったが、
この幼少期は、彼女の人格形成に深い影を落とした。
全くの無表情で、笑う事も泣く事も知らない。
どんな季節でも、黒一色のワンピースに裸足。
他人、特に大人に触れられるのを、何よりも恐れる。
施設の中にあって、彼女はいつも一人きりで部屋の隅に篭っていた。

しかし、そんな彼女の呟く言葉を聞き、そのか細い指に鉛筆を握らせた者がいた。
指示を受けるままに、教わった書き方そのままに、彼女は紙に己の苦悩や苦しい心情を叩きつけた。
途切れ途切れの激情は、知らぬ間に自分自身の手を離れ、
いつしか彼女の背中を大きく押してくれていた。
人は彼女を『天才詩人』『天才少女』と呼ぶようになった。
自分の言葉を、自分の叫びを、評価して喜んでくれる人がいる、それが彼女には嬉しかった。
喜びは彼女に、微かではあるが笑顔を生み出した。

しかし、その一方で、今の状況に満足していない自分もいた。
人並みでいい。普通の学校に通って、普通の家庭に暮らして、普通の恋をしたい……。
詩を書く事すらも、その孤独感だけは癒してくれなかった。
ふらふらと町を彷徨い歩く時、まばゆいセーラー服を着た少女たちとすれ違うたびに、
心の奥底で号泣している自分がいた。

ある日、かごめはおぼつかない足どりで町を彷徨ううち、ある学校の校庭に差し掛かった。
幸い夜遅かったためか、学校の内外には誰も人がいなかった。
裸足で校庭を歩くうち、体育倉庫が視界に飛び込んできた。
そのまま、彼女は吸い寄せられるようにフラフラと倉庫に近づいていった。
門の前に立つ。
かごめはそのか細い腕で、鈍く佇む鉄の扉を引いた。
すると……
扉は、事も無げに開いた。
この建物が彼女を呼んだのか、彼女がこの場所を引き当てたのか、どちらかは分からない。
恐らく、教師がたまたま鍵を掛け忘れたのだろうとは思うが……。
かごめは、そのまま足を踏み入れ、中へと入っていった。

平凡な学校生活を知らない彼女にとって、彼女の記憶にここの事は無い。
それでも倉庫内に漂う汗と樹脂と荒縄の入り混じったこの匂いには、
なぜか懐かしさのこみあげる、そして憧れから来る胸のときめきを
急激に早める、不思議な魔力を持っていた。
彼女はそのままフラッとよろめき、誇りと土にまみれたマットに倒れこんだ。

ただベニヤ板を張り合わせただけの殺風景な天井を見ているうちに、
だんだん彼女の心の中で押し殺していた感情が、噴き出してきた。
「……何故、人は」
そのまま、彼女は唄うように、
「無いものに焦がれ、有るものを疎ましく思うの……」
とかすかに呟き、肩を震わせた。
そして、首をぶんぶん強く横に振り、
「……っ、私は要らない、お金も……名誉も……ただ、温もりがほしい…それだけ、なのに……」
と、言葉を絞り出した。
それから手で顔を覆い、ひっく、ひっく……としゃくり上げるような声を上げ、泣き始めた。
周りの静寂に溶け込むように、彼女の慟哭は響く。

「おい、オメーこんなとこで何してんだぁ?」
その静寂は、不意に破られた。
職員室に居残りしていたDTOは、帰る直前に体育倉庫の扉が開いているのに気付き、
鍵を閉めようとここまで来たのであった。
「制服を着てねぇところ見ると、ウチの生徒じゃないみてぇだが……?」
片手に持った鍵束を指先に引っ掛けてグルグル回しながら、眉間に皺を寄せて睨む。
「あ……え、ええっと……。」
かごめは、突然の事に驚き、顔を伏せて俯いた。
「おい、コソコソ忍び込んで何してたのかって聞いてたんだよ!」
煮え切らない態度に、彼は痺れを切らして怒鳴った。
彼女はその剣幕にビクッと震え、
「……あ、ご、ごめんなさい……。」
小さな声で呟き、頭を押さえ、肩を震わせた。
「はぁ?……んだぁ!?オメー泣いてんのか?」
声がだんだん潤みを帯びてくるのを聞き、訝しげに思ったDTOは、
眉を歪めながらガニ股で近づいてきた。

「あっ……!ご、ごめんなさいごめんなさい……!」
近づいてくるのを見たかごめは、体を丸めながら後ずさりして、逃げようとする。
「だから、別に怒ってねぇよ……っ!?」
屈んで顔を覗き込んだDTOは、その顔を見てハッとした。
彼はそんなにテレビを見ないし、インターネットもほとんどしない。
天才少女詩人のかごめの事など、知る由もない。
ただ、月明かりに照らされた彼女の泣き顔に、息を飲む様な美しさを感じた。

しかしそれと同時に、彼の背筋をゾクゾクと襲う暴力的な欲求が、鎌首をもたげてきた。

不意に彼はかごめの両手首を掴み、マットに押し倒した。
「きゃあぁ!……あ、あの……!?」
彼の目は徐々に血走ってきた。そして鼻から吐き出す息は、次第に荒々しさを増してきた。
「悪ぃ、おじょーちゃん……オメー可愛いし、今学校に誰もいねぇから、襲わせてもらうぜ。
 あ、後悔すんなよ?後悔すんなら、コッソリ学校に忍び込んできた自分を呪えよ……!」
DTOは口端を吊り上げ、ニヤケながらそう言うと、彼女の唇を自分の唇で強引に塞いだ。
「んんっ!?ん、んん……!」
舌が滑り込んできて、口内を練り回される異様な感触。
かごめは、幼い頃に義父にされたソレを思い出し、自然と体が順応するのを感じた。
抵抗もせず……いや、できずに、彼女は目を閉じ、舌を受け入れた。
唾液が、お互いの口内に入ってくる。
嫌悪感に、かごめは鳥肌が立った。
一方DTOは、甘い蜜をすするように、その味を楽しんでいる。
彼はそのままの体勢で、手を脇からワンピースの内側へと滑り込ませた。
まだ膨らみきっていない胸を鷲掴みにし、荒々しく揉む。
それから、下着の中に手を入れ、陰唇に触れた。

幼い頃、義父の行為に『抵抗しても無駄だ』と感じるようになってから、
その身体は卑猥な行為に対して正直に反応するようになり、
陰部も湿り気を帯びるようになっていた。
ふと、彼は唇を離し、
「おいおい、オメーもう濡れてんじゃねーか!俺様の教え子と同じぐらいのガキだと思ってたら、
 とんだ淫乱だなぁ、オイ!」
ニヤニヤと意地の悪い表情を浮かべながら、淫蜜で濡れた指を、かごめの目の前に突き出した。

「え、ぁ……だって、それは……。」
必死になって、かごめは弁解しようとした。
「はン、自分より一回り以上も年上のオッサンに襲われて、しかも強引にマ○コ押し広げられて、
 感じてんのか?気に入ったぜ、このスケベ女がよぉ!」
彼はかごめの服を一気にたくし上げ、おもむろに脱がせた。
そのキメ細かい肌は、小さい窓から差し込む月明かりを浴びて、汚れを知らない白さを帯びていた。
少しだけしか膨らんでいない胸は、既に乳首を硬く勃たせていて、
ブラも何も着けていなかった。
一方、下には飾り気の少ない白い下着を穿いていた。
しかし、いかにも清純そうなイメージのあるその下着には、じんわりと薄い染みが広がっていた。
「へぇ、パンツまでびしょびしょじゃねぇか。ドスケベだなぁ……。」
下着を一気にずり下げながら、DTOは嫌味ったらしく呟いた。
下ろされた下着から、恥蜜による糸が伸びていて、それは膣口と繋がっていた。
「そんな……私、すけべなんかじゃ……。」
か細く頼りない声で、かごめは否定する。
「ああん?こんなになるまでパンツに染み作っておいて、違うってぇのかぁ!?」
ものすごい剣幕で怒鳴られ、
「……!ご、ごめんなさいっ……。」
また、ブルブル震えて目に涙を溜めた。

「ちっ、ガキみてぇにビービー泣きわめいてんじゃねぇよ!オメー襲われてんだから、
 無言で犯されてろよ!」
どうやら怒鳴られるのに弱い、と彼女を見たDTOは、再び強い調子で怒鳴った。
「……!?はっ、はい……ご、ごめんなさい……」
案の定、かごめはまたビクリと震え、消え入りそうな声で呟いた。

「よーし、分かればいいんだ、分かればよ。んじゃ、次は俺のチ○ポをしゃぶれや!」
そう言って彼は自分のズボンを下ろし、ペニスを取り出した。
「…………!?」
かごめは、そのあまりの巨大さに、目を白黒させた。
彼のソレは、あまりに太く、長かった。
まるで、自分の腕と同じぐらい……と、錯覚するぐらいに。
「どうだ、でかいだろ?俺様のデカマラはよぉ……。」
彼はニヤリと歪んだ顔を浮かべ、彼女の目の前でペニスをブラブラ揺らした。そして、
「おら、早くしゃぶれよ……!」
と、目を睨みつけながら言った。

言われるがままに、彼女はおそるおそる尖端にキスをした。
ハーモニカを吹くように横部分を吸い、裏スジを舐め上げる。
小さな手でペニスを掴み、緩やかに扱きあげる。
一連の動作は非常に慣れたもので、さすがのDTOもこれには驚き、
「おいおい、すげぇ巧いじゃねぇか!どこでこんなん覚えたんだ?エンコーか?」
かごめの顎を掴み、ぐいと引き上げながら尋ねた。
彼女はペニスから口を離し、
「……小さい頃、パパに教わったの……ここを、こうすると、気持ちいいんだぞ、って……。」
と、亀頭にかぷっとかぶりきながら答えた。

パパに、教わった……!?
複雑な家庭環境を想い、DTOはかごめに、一瞬ではあるが同情した。
しかし、そんな優しい心も、下腹部から湧き上がって来る劣情には勝てない。
再び彼は彼女を押し倒し、
「も、もぉ我慢できねぇよ!オメーのやらしいマ○コに、こいつ突っ込んでやるからな?」
と声高らかに宣言し、ペニスを陰部にあてがった。
「い、いや……お願い、それだけは……許して……!」
かごめは涙目で哀願したが、DTOは、
「るせぇ!黙ってヤられてろっつったろ?」
と怒鳴って、汚れの知らなさそうな陰部に、ペニスを一気に奥までねじ込んだ。

「っ!!い、いたぁ……!お、お願い、ぬ、抜いてぇ!!」
かごめは苦悶の表情をあげ、眉間に皺をよせて強く目を閉じ、ボロボロと涙をこぼした。
すがるようにDTOの腕を掴んだ手はガタガタ震えている。
「ん?何だ、オメー初めてだったのか?まぁいいや。今更止められっかよ!!」
かごめの腰に手を添えて抱え上げ、そのまま立ち上がって、下から勢い良く突き上げる。
「オラ!どうだ、このポーズはよぉ!初体験で駅弁なんて、そうそう出来ねぇぞ!」
「あ……う、あぁぁ……」
もうかごめは、DTOが何を言おうと、その耳には届かない。
ただ痛みに打ち震え、白目を剥き、涎を垂らしながら、相手の動きに身を預けていた。
揺さぶられるたびに、がくんがくんと首が力なく揺れる。
抱きつく気力も無いのか、手はだらしなく後ろに垂れている。
ずぷっぐちゅっと性器の擦れ合う音が、狭い室内にこだまする。
再び彼は彼女をマットに押し倒し、荒々しく胸を揉みながら、激しく突き上げた。
乳首を指先で転がし、押しつぶす。優しくではなく、ほとんど暴力的と言えるやり方だ。
「ああ……うぁ……」
かごめはその小さな口から、声にならない声を漏らした。

「けっ!初めてのくせに感じてんのかぁ?声が出ないなんてよぉ!」
結合部からは鮮血が滲み、DTOのペニスを朱に染めていた。
彼はかごめの恥丘の茂みに手を当て、勢い良く撫で回した。
そして、クリトリスのある……であろう部分に、親指を押し当てた。
「うきゃうっ!?あ、あああぁぁぁ!!」
自分でも触った事のない、女の体内で最も敏感な部分。まだ成熟の足りない、小さな部分。
そこを押し潰され、今までになかった未知の感情が湧き上がって来る。彼女はただ大声で絶叫した。
「おおぅ!何だ、結構声出るんじゃねぇか!そんだけ声出るなら、もっと早く…っ!」
がしがしとペニスを突き込むDTOの顔が、快楽に歪み始める。
「くっ……!オラ、イくぞ!しっかり受け止めろよな!」
それに反応し、かごめも、彼の背中に回した腕をぎゅっと強く抱きしめる。
「……ああっ、パパっ、パパぁ……!」
生気を失った、呆けた目をしたかごめには、もはやDTOの姿は見えない。
ただ、幼い頃の苦い思い出が、そこにあるだけだった。
「っうう!!」
バッと体を離し、ペニスを引き抜き、一気に射精した。精液が体中にかかり、白くキメ細かい肌が
汚れた白濁液を弾いている。
二人とも、息が荒くなっている。
「……うっ、ううっ……パ、パパ……。っ、ひくんっ……」
かごめは焦点の定まらない眼でDTOを見やり、泣きながらしゃっくりを繰り返していた。

「ふっ、なかなか気持ちよかったぜぇ?俺様の可愛い教え子にこんなことしたら、
 懲戒処分モノだからなぁ……。」
DTOは、かごめの目をジッと見つめ、優しくそう呟いてから額に軽くキスを……
しようとした、その時。

ハッと、DTOは我に返った。
欲望に負け、目の前にいた教え子と同年代ぐらいの少女を犯した。
しかも、強引に……。
見おろすと、彼女は顔にかかった精液を、虚ろな目で自分を見ている。
背筋を、灼ける様に冷たいモノが走る。
「うあっ、ご、ごごごごめんよ!何っつーか、その、俺……」
彼は急に焦り出し、冷や汗をぶわっと滲ませた。
不意にかごめはゆっくりと体を起こし、彼に抱きついた。
「ん、ぁ……?」
焦るDTOに対し、
「……責任を感じてるなら、私を一人にしないで……。」
耳元で、ハッキリそう呟いた。
「!?え、ええっと……そりゃ、どういう意味だ……?」
「私を、手放さないで……、ずっと、抱きしめていて……。
 もう一人は嫌……もう、寂しいのは嫌だよ……パパ……。」

その日以来、かごめの心は少しづつ変化していった。
まず、笑う事が多くなった。満面の笑み……と言えるほどではないが、
少しづつ、精一杯の笑顔を向けるようになり、それと共に周囲の反応も変わり始めた。
昔のようなトゲが無くなって、躍動感が出てきた、と……。
詩にも、それは表れ始めていた。
以前のような刺々しさや荒々しさ、世間や社会に対する恨みや憎しみは、少しづつ影を潜め、
だんだん生きる事に対して前向きな表現が増えてきた。
世間の評論家たちは、彼女の身の何が起こっているのか、分からない。
ただ、心身の成長による世界観の変化、としか捉えていなかった。

人通りの少なくなってきた、深夜の繁華街。
かごめは、その通りの街路樹もたれていた。傍らには鳥篭と、何かの入った紙袋が置いてあった。
「おぉーい、かごめー!」
DTOは、息せき切って走りながら、かごめの元にやってきた。
「……あ。」
かごめは俯いていた顔を上げ、微かに笑顔を浮かべた。
「悪ぃな、遅くなっちまったぜ。うちのアホどもが揉め事起こしやがってよ……。」
バツが悪そうに、彼は頭をバリバリ掻いた。
「……、仕方ないわよ。だって、教師は生徒の問題を解決するもの……でしょ?」
口調も明るく、彼女は荷物を持って彼の腕に抱きついた。
「おお、すまねぇな。……なぁ、その紙袋は何だ?」
「うん……、プレゼント、持ってきたの……。」
ガサゴソと紙袋の中を探り、小さな箱を取り出した。
「これ……は?」
「……ペアリング。婚約指輪や結婚指輪は、女から渡すのは筋違いだけど……。」
思ってもいなかった、意外なものを手渡され、DTOは目を白黒させている。
「……あぁ!?何で、そんなもん……?」
かごめは、今までDTOが見てきた中で一番の笑顔を見せて、
「……いつまでも……一緒にいられるように、っていうおまじない。」
と言って、頬に優しくキスをした。

……もう、一人じゃない。
きっかけはどうあれ、あなたは私の一番深いところに触れてくれた……
……大好き、パパ。

《 完 》

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