レイヴガール×MZD


「レッディーーーーーッス エーーーーンド ジェントルメッェーーーン!!」

色取り取りの照明が映し出す鮮やかな影が
今の言葉に合わせるように踊りだし、歓声が会場一杯に溢れる。
天井につけられた巨大スピーカーから流れる音楽は会場の空気を揺り動かせる。
そんな光景に酔いしれながら、このパーティの主催者は満足げな笑みを浮かべ
ステージ上に設置されたDJ台の上に立つ。
「よーっす!今日は集まってくれて感謝するぜー!!」
そう言う主催者…青年のような、なおかつ少年のような風貌を持つ男─
MZDは、勢い良く会場に集まったポッパーたちに拳を突き出し
「ポップンパーティ、楽しんでってくれよなーーー!
イッツ ショゥ タァーーーーィムッ!」
そのまま勢い良く天井に向かって振り上げながら床を蹴り上げ、高く飛びあがると
それと同時に会場の熱は一気に加速して、
爆発するかのように歓声があがった。


サングラスの奥に隠れた目の中に焼きついた、消えようとしないその光景と
感じた興奮を思い返しながら、MZDは一人ステージに立って、天井を見上げた。

パーティはすでに終わり、2次会、3次会と
続き酒も入って身体が火照ったMZDは
酔いを醒ますためにポップンパーティ会場へ訪れていた。
間接照明が照らす会場の設備の解体作業はほぼ終わっており、
あとは配線コードやスピーカーなどが残っているだけだ。
しばらく前まで溢れんばかりの人で埋まっていた会場は、
こうしてみると以外に広いものだと感じる。
むしろ、パーティの招待客が多すぎるだけなのだろう。
それほどまで、彼はこのパーティを愛している。
初めはそこまで大きくなかったこのパーティをここまで大きく育て上げ
大勢のポッパーから愛されるようになったのも
ポップンの神と言われる彼の力だろう。
「神…なぁ。そう言われるようになって一体何年たったんだ?」
誰に言うわけでもなく、MZDは口の端をニヤッと持ち上げ苦笑いし
ズボンの右ポケットからタバコ一箱とライターを取り出す。
タバコを1本、ちょいと箱から飛び出させて、
それを前歯で軽く銜えて持ち上げライターで火をつける。
ジリッと火のつく小さな音が空になった会場に響き、
彼の口から勢い良く白い煙が吐き出され、
それは細い糸を作ってやがてゆっくりと散ってい行く。
それは一瞬幻想的な雰囲気を作り出した。

そして、それを見ていたのはMZD以外にも居た。

「真っ暗な会場に溶ける白い煙…闇に堕ちていく天使の羽根みたいね」
ピクッと耳が反応し、MZDは反射的にその声のした
ステージの袖へと顔を向けると
その人物を見て、眉間に皺を一瞬作った。
「…なんでここに居る?」
「私も…酔いを醒ましに来たのよ。…ここは涼しいから」
そう言って黒くしなやか、かつボリューム溢れる髪の毛を
腕でまくりながら袖からMZDへ歩み寄る。
自慢の肌のツヤとハリをアピールするかのような、
露出度の高い服を身につけたその女は

「あぁそうか。なら自由にここに居て良いぜ?レイブガール?」
「そう、ありがとう。MZD。あなたって優しいわね」
ニコリと微笑み、ステージの燦に座る。
はっきり言ってMZDはこの女性が少々苦手である。
土曜日の夜に行われるパーティに、現れてはステージで派手なダンスで客を魅了する。
それまでは別にいい。だが、その後気に入った男性を
その魅惑的な身体で誘惑して俗に言う『お持ち帰り』を行うのは、
パーティ主催者として見逃せない。
しかし、珍しいことに今回もパーティの日程が土曜日だったのだが
気に入った相手がいなかったのか、
レイブガールが客に手を出している様子が見られなかった。

何かたくらみを考えているんじゃねーの?この女…
MZDはレイブガールを見下ろしてそんな事を考えたが
タバコを携帯灰皿に入れてそれをジャケットのポケットにしまいこみ
「それじゃ、俺はこの後の打ち合わせがあるから戻らせてもらうぜ」
そう伝えてステージから降りようとして腰をかがめた時
不意にレイブガールがMZDに話しかけた。
「ねぇ。確かめたいことがあるんだけど、良いかしら?」
MZDが彼女を見ると、自分のひざを胸に押し付けるように
背を丸めてクスっと笑っている。
MZDは口を尖らせ、しばし黙り込むが言ってみろと口を開いた。
「前からずっと思っていたんだけどね…あなたって、本当はどっちなの?」
「どっちなのー…って、何がだ?」
「大人 なのか 子供 なのか」
一言一言呟くたびに、たっぷりグロスの塗られたレイブガールの唇が揺れる。
「はー?俺は永遠の少年だぜ?前にもラジオで言っただろ」
「じゃぁ、その指輪は?」
長く伸びたツメが生えた指で、MZDの左手の薬指にはめられた指輪を示す。
「結婚指輪」
さらりと答えるMZD。
「それだけじゃ、答えにならないわ」
「これだけ答えれば十分。つか、俺もう行かなきゃいけねーんで。急ぐから」
そう言ってMZDは体勢を立て直して腰をかがめて
「言ったでしょう…確かめたいって」
その言葉が耳に入り、理解する前にMZDはレイブガールにステージの床上に
肩を掴まれて仰向け状に組み伏しされた。

何が起こったのかMZDは一瞬だけ思考が止まった。
が、自分に圧し掛かる重さに目を覚まし、
レイブガールが自分を押し倒している事にすぐに気が付く。
「なっ…お、おい!?気でも狂ったか!」
「狂っていないわ。ただ、私は確かめたいだけよ?」
「俺が大人か子供かを確かめるだけで押し倒すか!?フツー!」
「だって、あなたは普通のやり方では確かめられないのだからしょうがないじゃない?」
MZDを見下ろして、クスクス笑うレイブガールは、その細い両腕を伸ばし
彼のサングラスに手をかける。
「! こ、このやろ!よせ…!」
「あなたっていつもサングラスをつけているのね。
それだと顔が分からないでしょう?見れば大人か子供か分かるかしら」
MZDは腕を伸ばして抵抗しようとするが、レイブガールが両ひじを使って腕の動きを封じる。
足で蹴り上げようとしても、こちらも彼女の足に絡まれ動かない。
「ま…」
待て、と一言言いかけたときMZDのサングラスは取り外された。
「ッ!」

「…あら、可愛い顔しているじゃない…顔は子供なのね」
普段から濃いサングラスをかけているMZDにはここの僅かな照明の明かりでもまぶしく、
目を微かに開いて睨んでいるような顔を、レイブガールは眺めて今のように呟いた。
その顔は、まさに少年そのままの愛くるしさがあり
レイブガールはそんなMZDの頬を軽くさする。
「何が可愛いだっ…分かったのならさっさとどけ!」
首を仰け反らせて怒鳴るが、レイブガールの疑問を解くのにはこれだけではまだ足りないらしい。
MZDの怒鳴りなどものともせず、彼女は右腕をMZDの腕から開放し
彼のジャケットのジッパーを下ろし始める。
流石のMZDもこれには面食らい、慌てて自由になった左手で彼女の手首を掴む。
「ちょ、ちょ、ちょ、ちょっと待て!!何しやがるん…」
だ…
その言葉を押さえつけるかのように、レイブガールは自分の唇でMZDの口を塞いだ。

「む…!?」
そのまま舌を侵入させ、口内を犯し始める。
「ん……ふはっ…ま、待て…んんっ……」
レイブガールは両手で抱え込むようにMZDの頭を押さえ、激しさを増せる。
MZDは口内を犯す、まるでナメクジのように動き回る舌から
逃げるように顎を引くが、そのたびに戻され逃げられない。
彼女の髪に覆われて、甘い、女独特の匂いがMZDの思考を鈍らせる。
窒息させるつもりか?などと思えるほどの激しさに
飲み込むことが出来なくなった唾液を口の端からたらし
時折熱くなった息を吐き出す。
「はっ……んむっ…く…んーー……!」
ぷはっ!
レイブガールがようやく口から舌を引き抜くと、
MZDは息を思い切り吐き出した。

つぅ…と、透明な細い糸が互いの口から引かれ、
はぁ、はぁ、と肩で息を繰り返し空ろな瞳でレイブガールを見上げる。
彼女は慣れたもので、フフッと笑って
鼻先を彼の顔に近づけて耳元で熱っぽく囁く。
「こう言うキスは初めてだった?」
「キ…ス…?」
MZDはまだ熱を持った頭で考えた。
キスはそりゃーなんどかされた事はあったよな。
でもそれはほとんどが挨拶代わりみたいな…こう、頬に軽くするもの。
唇を合わせるキスなんかしたことどころか
こんな熱いキスがあるとは全く知らなかった。

返事をしないMZDに
「やっぱり、あなたは子供なのね。これで疑問が晴れたわ」
嬉しそうに微笑むレイブガール。
MZDがチッと舌打ちすると、再びその口が塞がれた。
「!?」
また口内を犯しながら、レイブガールは先ほど下ろしかけたジッパーを引き下げ
ジャケットを器用に脱がせて、彼が着ているシャツを捲くった。
まだ筋肉が付ききっていない彼の胸をなぞると
MZDはゾクッとした悪寒が身体に走るのを感じた。

その次に、彼女の手はMZDの股間へと伸びる。
「ま…!」
「フフッ どうしたのかしら?何か硬くなっているけど…?」
唇を離し、レイブガールはMZDを見下すように微笑みながら
彼のズボンのファスナーを引き下げてその中へ手を入れる。
「くぅっ……!」
自分自身を握られ、MZDは思わず目を硬く瞑って身体を引く。
「可愛いのは顔だけじゃないのね」
不意に身体が軽くなったので、どうしたのだろうかとMZDは目を開けて上半身を起こすと
「な…ぁ……」
そこには一糸纏わぬ姿のレイブガールがいた。
思わずその身体に釘付けになるMZD。
レイブガールは満足そうに微笑んで再びMZDの方を押さえるように覆いかぶさる。
「な、な……何考えているんだ、おまえ…」
「あなたが子供だって事は分かったわ。顔も身体も。
だから、あなたを大人にしてあげようって思ってね…」
「あげよう…って何だ、それ!偉っそーに!」
「こう言うこと…」
そう言うと、レイブガールは硬く立ったMZDのペニスに舌を這わせる。
「うあっ!?」
ビリッと電流が流れる感覚に、MZDは声を上げた。

その反応にニヤリと笑い、レイブガールはどんどん攻め立てる。
今まで味わったことの無い感触にMZDは喘ぎながらも
耐えようとして背を丸め、レイブガールの頭を掴む。
「ひっ…う、うぁ…くっ!や、やめ…」
「往生際が悪いわね…これならどうかしら?」
「あ…?」
何だ?と思った瞬間、レイブガールは自分の豊満な胸を
MZDのペニスに挟み、それで激しく扱き出した。
「あっ!?く、う…はぅっ……あぁ…!」
胸で扱かれ、舌でチロチロと先端を攻められるたびに
背を仰け反り、ビクッと震える。
「ヒクッ…よ…せ…うぁっ!あぅっ!ひぃっ、あ、あ、あぁ!」
湧き上がってくる感覚に耐えきれず、MZDは知らずに涙を流した。
その彼を楽しむかのように、レイブガールはペニスを銜えたまま
上目使いでMZDを見上げた。
「ねぇ、我慢してるんでしょう?良いのよ、我慢しなくて…」
MZDのペニスはレイブガールの唾液と、
先端から流れ出る透明な液体でヌラヌラ濡れている。
MZDは顔を天井に上げて定まらない目で虚空を見つめ
ハッハッと短く息を繰り返す。口から顎にかけて唾液が伝っていた。

その顔にはすでに神としての威厳は無く、
ただこの感覚に溺れかける少年の顔だった。

湧き上がるこの感覚は、MZDの思考と理性を浸食して何も考えられず
レイブガールのなすがままにされるしかなかった。
「う…はぁっ!あぅ…だ……だめだぁ…ぐぅっ!」
レイブガールの勢いは増し、ちゅばちゅばと淫らな音が
会場内に響きそれが一層刺激を増す。
MZDはそろそろ限界を迎えていた。

ガクガクと腰が震え、ペニスも痙攣し始める。
「レ…レイッ…ひぃっ…レイブ…ガール……」
背を丸め、彼女の頭にしがみついてMZDは懇願する。
「も、もぅやめ…はひっ…やめろ…」
「やめる?どうして?…こんなに気持ち良くなっているのにやめるなんて。
それじゃぁ生殺しじゃない…?」
「あああぁぁうぅぅ!!」
キュッ、と先端を彼女の指が擦るとMZDはまた背を仰け反らせ、喘ぐ。
「はっ…うぅ…何……か、が…来……る…」
「フフ…そろそろ限界かしら?出して良いのよ。さぁ…」
「も…やめ…ああぁ!だめだっ!頼む…ヒクッ…ふぁ…んんっ!ふ、ふ…」
レイブガールがMZDのペニスをほおばり、根元をちゅぅっと強く吸った瞬間だった。

「ぐっ…!はぁっ!?あ、あぁ!!だめだっ!だめだっ!
止めてくれ…やめっ!あ…あああぁぁぅぅうぅぁあぁ!!!!!」

ドクン!!
感覚が弾け飛び、MZDは大きく背を仰け反って叫んだ。
ビクッビクッと腰が痙攣し、自分のペニスから何かが溢れ出るのを
MZDはただ感じるだけしかなかった。
レイブガールは口の中に射精されたMZDの精液を、喉を鳴らしながら飲みほし
口から引き抜いて、舌をペニス全体に這わせて精液を拭い取る。
「フフ…凄く美味しい」
「くっ…」

涙目でレイブガールを睨むMZDだが、それでひるむ相手ではない。
「若いとやっぱり違うのかしら?まだ勃っているわ」
そう言ってレイブガールはMZDのペニスを握り
彼を押し倒して腹の上に圧し掛かった。
「今度は…私も楽しませてもらうわよ」
「…な…」
レイブガールは腰を浮かし、
自分の性器を指で開いてMZDのペニスに押しつける。
ぬるっとした生暖かい感触に、思わずMZDは歯を食いしばった。

「大人の遊びを教えてあげる…」
そう呟くと、レイブガールは一気に腰を下ろし
MZDのペニスを秘所の中に誘った。
「うぅっ!」
先ほどの口や胸とは違った締め付ける感覚にMZDは思わず声を上げる。
レイブガールは完全に腰を下ろし
背をかがめてMZDの口内をしばらく犯して口を離す。
「フフッ全部入ったわ…あぁ、熱くて気持ち良い……」
そう言うなり、彼女は腰を動かし始めた。
その度に揺れる豊満な胸が、MZDの目を釘付けにする。
自分の意思ではないとは言え、こうして女性の中に包まれると
もう理性が保てるものではない。
レイブガールはなおも腰を振り、千切れんばかりに胸を揺らす。
その光景を見てMZDは何かが吹っ切れたのか、腕を伸ばして彼女の胸を掴んで
自ら腰を突き上げ始めた。
「あん!そう…もっと強くして…」
ぐちゅぐちゅと音を立てて互いの液体が周りに飛び散り、床を汚す。
「はぁっ…あぁん!凄い、いい…!」
「く…ぅ…ま、また来る……」
「フフッ…良いわ。出して…思いっきり…!」
それを合図に、レイブガールは腰の動きを早め自分の中のMZDを締め付ける。
「ふぅっ!うっぅ…  ぐぅっ!!」

レイブガールの中でMZDは弾け飛び、彼女の膣内に精液を放射する。
ドクッドク…
レイブガールはまだ痙攣を続けるMZDのペニスを自分の秘所から引き抜いた。
どろりとあふれ出た彼の精液は、細い糸を作って彼の腹に落ちる。
「フフフ…初めてにしては上出来よ…」
そう言って、また彼の唇を奪う。
MZDはもう抵抗する力すら残っておらず、
ただ空ろな目で彼女を見つめるしかなかった。
ふと、この彼女の姿を見てMZDは思った。

自分が神や六本木の悪魔といわれるのなら
この女は、男を喰いものにする淫魔なのかもしれない。

微笑を浮かべるレイブガールの顔を最後に、MZDは闇の中へと意識を落とした。


「…D……ZD………MZD!起きて!!」
遠いどこかで、自分の名が呼ばれるのを聞いてMZDはゆっくりと目を開いた。
「MZD!!あぁ良かった…倒れているからどうしたのかと思ったわ」
MZDは重い頭を右手で抱え、上半身を起こしてその相手を見る。
「…マリィか?」
膝で立ち、MZDの背中を支えている女性はポップンパーティの招待客の一人、
パーティの常連、スーパーダンターのマリィだった。
「…そうか、時間…!」
MZDは自分が身につけている腕時計を確かめると、
すでに午前0時を回っている。
つまり、今は日曜日であり
土曜の夜にしか現れないレイブガールは姿を消したのだった。

「…おまえ、なんでここに居るんだ?」
「えっ?良く分からないけど…気が付いたらここにいて
MZDが舞台の上で倒れていたから…」
「あっそ」 「?」
マリィは首をひねる仕草を見せるが、MZDには別にどうでも良かった。
何故、彼女がここに居るのかくらいとっくに知っているからだった。
「あー。酔いを醒ますためにここでねっころがっていたら
うっかり寝込んじまったぜ。こりゃー打ち合わせにも遅刻だな」
そんな大きな独り言を言いながら
MZDは床に落ちたサングラスを拾って装着させようとして
マリィがじっと見つめていることに気が付いて、動きを止めた。

「…なんだ?」 「……いや、MZDって…」

「普段サングラスかけているからどんな顔だか知らなかったわ。
もっと大人な顔つきかと思っていたのに、結構可愛い顔ね」
「………マリィ」 「なに?」
「…この事、他の誰かに話したら神の力でオシオキだぜ〜?」
引きつった笑顔で今のセリフを言うと、マリィはクスクス笑う。
「はいはい、分かっているわ。この事は私の中で秘密にしておくから」
軽く舌打ちをしてMZDはサングラスを装着させ、
ジャケットを翻してステージから飛び降りて
「じゃーよー!」
マリィに腕を振り、機材のコードにつまづきながら会場出口に向かって走り出した。
そんなMZDの後姿を見て、マリィはまた微笑んだ。
「本当…可愛い神様だわ」

そして、打ち合わせに大遅刻したMZDはメンバー全員に謝り倒しただけでなく
ぴち丼大盛りをも奢らせるはめになったと言う。

<完>

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